(1)ヨコハマでの最後の移動。桜木町から地下鉄で横浜駅へ。
(2)妖しい照明の妖しいバス(笑)
(3)そのバス。トイレ休憩にて。ここはどこ? 真剣に探すと目が覚めてしまうのであまり構わなかった。
▲歩いて桜木町のブリーズベイホテルに戻る。夜に備えてコンタクトレンズを外して眼鏡に切り換えたり、荷物を受け取って帰り支度をする。まだバスの時間には余裕があるので、桜木町地下街へ。地下街の店は閉店時間を過ぎているようでほとんど閉まっていた。
自動販売機で囲まれた休憩所があったのでそこに滑り込む。椅子というほど快適ではないが、短時間なら腰掛けられるバーがある。座って飲物を飲みながらちょっと休憩。WILLCOM 03でtwitterやmailを確認する。少し書き込みをした。
MazKenさんからmail有り。横浜の深夜バス乗り場まで行くと書いてある。わ〜、こりゃこんなとこでぐずぐずしていられない。横浜駅にじわじわと移動しておくことにした。その後も電話やmailでMazKenさんから連絡が入ったようだけど、ジーンズのお尻ポケットに電話を入れていて気づかず。心配してK下さん経由でも連絡が回ってきた。気づいたときには電車中で出られなかったり、タイミングが悪くて申し訳ないことに。
深夜バスの乗り場は京都駅ほどわかりやすくなくて少し迷う。あるビルの前でガードマンが通りかかったので場所を教えてもらった。
風も強く寒い。ビルの暖房の排気が出ているのか風が防げて暖かい場所をヒヨコが見つけた。そこでしばし待つ。飲み物を買いにヒヨコが一人地下街へ。僕はそこでぼんやりと待つ。そこへMazKenさんが大きな箱のお土産を持ってきてくださいました。夜にわざわざクルマを飛ばして。なんとこれは横浜でも有名なお店のとびきりおいしいロールケーキであった。感謝かんしゃ。無事に家まで綺麗な形で持って帰らねば。
MazKenさんもこのバス乗り場の雰囲気は、初めて見るという。往時の寝台特急を待つ若者たちのようだと。しかし、ヒヨコが帰ってこない。どうも地下街の地上への出口が、深夜になってどんどんと閉じられていて、入ったときに通れたところから戻れなくなったというのだ。また、まんの悪いことに、ヒヨコの電話のバッテリーの残りはほとんどなく、だからヒヨコは電源を落としている。こちらからかけることができない。ヒヨコも必要なときのみこちらにかすかに残った電気でかけてくるのだ。だからMazKenさんは開いているところがどこか知っているのだけど誘導してもらうわけにもいかないのだ。
でもまあなんとか間に合った。MazKenさんとは「ペンスケッチ展6」での再会を約束して、僕とヒヨコはバスの人となった。ほんとうに楽しい時間は早く過ぎていく。
帰りのバスはなぜか妖しい照明の内装はちょっと高そうなバス。この照明の趣味はすごいな。昭和のアルサロ? 座席は遠足バスと大差ないが、椅子自体は座り心地はかなり良かった。行きのバスと随分違うのは、どうも利用者が多くて臨時便を出したようなのだ。だから運行の仕方も行きとは随分と違った。
行きは途中のトイレ休憩の際も、案内もないし電気も点けなかったのだけど、帰りのこのバスは休憩のたびに電気を点けるので絶対起こされた。僕は行きは一度も出なかったと思うけど、どうせ起こされたので帰りは3回の休憩とも外に出てみた。それと乗り合わせたのがヤングたちばかりで、ヤングたちは夜中でもずっとしゃべってた。まあ、うれしいんだろうからあんまり文句を言ってやってもかわいそうだしなぁ。僕はそれでも5分もしないうちにすぐに眠りに落ちるのだけど、ヒヨコはそうはいかなかったようだ。
朝6時、京都駅到着。ぼんやりとした頭のまま、とぼとぼと歩き近鉄に乗って丹波橋まで。京阪に乗り換えて特急で楠葉まで。そこでまた乗り換えてラッシュをさけて普通で。自宅最寄り駅に着いたのは8時前。あまりにも空腹感を覚えたのでマクドに駆け込んでホットドッグと珈琲。そういえば横浜の最初もマクドでホットドッグだったな。帰宅して、ラーメンも食べて、それから爆睡した。僕たちの2010年の春のヨコハマは終わった。(完)
(4)これが今回の旅日記のタイトルの元になった禁煙ルールの告知横断幕。僕のハマルールはヨコハマを思いッきり楽しむことなのだ。
※長らくお楽しみいただきました『これがハマルール』は今回で最終回です。ご声援ありがとうございました。また、機会がありましたら、続編を(笑)
Panasonic LUMIX DMC-LX3
f=5.1-12.8mm(35mm EQIV.24-60mm)F2.0-2.8
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