ボクの街2011/LUMIX GF1(後編)
▲僕がよく遊んだ公園。僕が通った小学校は集団登校をしていたので、登校班の集合場所はこの公園だった。滑り台やシーソー、そして大好きだったブランコがあった。でも今は鉄棒だけしか残っていない。この鉄棒は僕が遊んでいたころと同じもの。この写真で言うと右下側が府営住宅の方で公園との境は道路だった。その道路を拡張するため、公園が1/3ほど削られてしまい狭くなっている。鉄棒のところだけ草が生えていないのは子どもたちが遊んでいるからではなく、どうやらここが近所の人の徒歩の通り道になっているかららしい。
▲またまたスーパーマキノ(現・サンコー)の方へ。ニューホープ温泉の付近。居酒屋の破れ提灯。この居酒屋は比較的最近できたものだろう。名前に覚えがない。
▲僕の家から一番近かったパン屋兼駄菓子屋。一時期営業していなかったと思うけど、それは気のせいだったのかな。この店ではなぜかカバヤのジューCを買ったのがとても記憶に残っている。今でも子どもがけっこう入っていたのでなんだか安心した。
▲スーパーマキノの裏のどぶ川。元々は田んぼに水を引くための用水路だったと思う。この写真の反対側(背面側)には田んぼがたくさんあった。どんどん住宅になっていったけど。
▲痛々しいサトちゃん。脳天と鼻をケガしてる。つま先はまだ未治療だし。新しいデザインのサトちゃんだから特に昔を思い出すようなものではないが、サンコーの入口に立っているサトちゃん。スーパーマキノ時代にはこの角に薬局があった。10円入れるとウィンウィンと動く乗り物があったな。鋳物の丸型ポストもここに立っていた。
▲さて、牧野本町を離れてちょっと通っていた小学校(殿山第二小学校)の方へにじり寄って行こう。これは途中の東牧野にあった洗濯工場。時々帰り道のコースを変えて(ほんとは決まったところを通らないといけないのだけど)ここの前を歩いて帰った。いつもここは溝のところへ蒸気なんだろうか、ゴーッと吹き出していたり、煙が上がってた。湯気かな? 中でアイロンがけしている人などがいた。
▲中を覗くと、ショーケースや作業テーブル、ハンガーやブラシなどの道具も少し残っている。いつ頃まで操業していたのだろう。中途半端な遺留品。このホコリの積もり具合、廃業して何年ぐらい経っているのだろう? そのあとここは何にも使われてないというのもさびしい限りだ。
▲現在は[コノミヤ]の交差点と言った方がわかりやすいだろう。僕らが子どものころはここの信号の角(写真の左側)交番があった。その向こうは関西医大のテニスコート。道を挟んで右側は今でも関西医大のキャンバスだ。左側は東牧野の府営住宅の北限で、ここには僕の友だちが何人も住んでいた。東牧野の府営住宅は南側の地区は途中で招提小学校へ校区が分かれてしまった。北側は殿山第二小学校のまま。この校区分けは児童数が増えたからだが、府営の南地区より、僕が住んでいた牧野本町の方が殿二小との距離は遠いという矛盾を生んだ。
▲もう開業していないと思うけど、内科のお医者さん[大野医院]。先生は女医さんだった。子どものころ風邪を引いたらここに連れてこられた。待合室には半立体の内臓模型の額入りが飾ってあり、なんだかそれが興味深いような不気味なような不思議な感じがした。
▲正面が[枚方市立殿山第二小学校]。僕の母校である。最近は母校と言えども気軽に訪ねることはできなくなってしまった。つまらないなぁ。右は[招提保育園]。ここも僕の母園である。(母園っていうのか?)保育園はすっかり建物が建て替わってしまって全く昔の面影はない。小学校の前に文房具屋さん[ナポリ]がある。これは今もある。うれしいな。
▲これは、11年前の写真散歩でも撮ってるお店だ。場所は牧野本町1丁目かな。昔の[マキノ百貨ストア]の近くである。ちなみにマキノ百貨ストアは公設市場方式。そのあと[メルカードマキノ]というスーパーになったが、それも今はもうない。跡地の一部にドラッグストアがあるのみ。そのマキノ百貨ストアを西に50メートルぐらい行ったところだろうか。11年前の写真では、店名が読み取れそうで読み取れないような感じだった。素直に読めば「すぐれ」のようだが、変体仮名を使っていればもう僕にはわからない。看板建築であることには変わりないがリフォームされていた。オードリーのポスターもなくなってしまった。
▲荒物屋[丸天]の商店街を筋を南下する。再びスーパーマキノに近づく方向だ。途中に看板。「あの黄色い看板は何?」というようなお姫様はいない(笑) 道幅狭いからすれ違いのさいに当てられることが多いのだろう。ここは以前はうどん屋かなんかだったと思うけど、今はやってないようだ。
▲さらに南下。表通りから一本東に。歩きや自転車の時はこっちをよく通ったものだ。旧・和光デンキの裏側を通る道。
▲さてさて、ボンソワール(現・こぶし)、レストラン瀧の地点が見えてきた。ふりだしに戻った感じで今回の散歩を終わろう。ほんとは、もっと縦横無尽に歩いて、この街をつぶさに観察したいと思う。また近いうちに訪れよう。そしてレポートしよう。誰も興味なくても(笑)。[終]
Panasonic LUMIX DMC-GF1
LUMIX G 20mm /F1.7 ASPH.
2chome, Makino-honmachi, Hirakata City, Osaka, JAPAN
19. September 2011
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