書籍・雑誌

いったい何に使うの?
記者でもないのに

会社で古いのと第13版を使っているけど、家用にも入手。つい安かったということと第13版との違いも楽しみたかったので第12版を(笑) 第12版で大きな改訂がなされているので第12版と第13版はそんなに違いはないかもしれないんですけどね。

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▲『記者ハンドブック/用字用語集』(第12版)共同通信社刊

 こんな『記者ハンドブック』なんて、新聞記者でもないのに何に使うの?と思うかもしれませんね。ようは日本語をどう書き表したら良いのかという基準を示してある本です。記者じゃなければ全てこれに合わせる必要はないのです。自分なりに独自ルールを決めてしまうのもありです。でも全部自分で判断するのは面倒なのでこういうのがあると便利ですね。物を知らない僕にはとても役に立つというわけです。

普通は個人ではなかなか使わないこのようなハンドブック。僕はたまたま仕事でこの共同通信の『記者ハンドブック』を使い出しました。でも実は高校生のころこういうものの存在は既に知っていました。毎日新聞だったか…が同じようなハンドブックを出していて、それを入手して持っていました。新聞各社が出している場合もあります。各社は、日本新聞協会新聞用語懇談会で基準を決め、それを各社が自社用に多少アレンジを加えています。自社版を出していないところは、この共同通信版を使っているところが多いようです。
 仕事では『NHK新用字用語事典』も補助で使っています。NHKは紙媒体ではなくテレビ放送の画面での表示の基準を示していますので多少共同通信版とは内容が違っていたり、また収録語が違っていたり、独自ルールを設けているところもあります。

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▲会社で使っている第13版(左)と第8版。第8版はかなり年季が入っている。第8版はおそらく写植での組み版。第13版はDTP、つまりパソコンで組み版していると思われる。

さてさて、共同通信版。副題に「新聞用字用語集」とあります。この「用字用語」とは何か。簡単に言うと、まず一番多いのが、漢字とかなの表記の基準を見るというのに使います。例えば、同じ言葉でも書き方が違う場合があります。

・「受」「受付」「受付」

 どれも読み方は「うけつけ」です。どういうときにどう書くのか。送り仮名はどこまで表記するのか。判断できますか? できないときにこのハンドブックを見ます。

 「書類を受ました」「玄関を入ると右に受付係がいます」

 新聞の用字用語基準ではこういう表記になります。この判断のベースは国が決めた表記のルールがあります。これを「本則」と呼びます。国が定めたこの本則をベースにいくつかの慣用句などの例外事項を含めルール化してこのハンドブックに収録してあるというわけです。

 どこまで漢字で書くのかということも。常用漢字に人名やその他の例外を含めてこれも収録してあります。

 基本は、わかりやすさ、伝わりやすさを優先するということです。また1つの媒体や記事の中で表記がばらばらだと変にそこが目立ってしまい文章の中身にすっと入っていけないというようなことを避けるという目的もあります。パソコンで文章を書くと変換でどんどん漢字が出て来ますから難しい漢字も漢字で書けますが、あんまり漢字が多すぎても読めない漢字が多いとせっかくの文章の意味がわからなくなります。だから適度な漢字の使用量というのもあるわけですね。

 他には、

・「分かる」「解る」「判る」

 同音同義語の場合の使い分けはどうするか。意味が同じですから、もう個人の好みになってしまうような気もします。このように書き分けの判断がしにくいものの基準も示してあります。この場合はハンドブックでは「分かる」に統一しています。
 小説や芸術作品であれば、作者の表現が優先されますが、記事のような個人の嗜好よりも内容を伝えることが優先される場合はハンドブックが判断基準になるというわけです。

 さらっと簡単なところだけをご紹介しました。他にも読み物としても面白いところや興味深い情報なども載っていますが、それを語り出すと終わりませんので、いつか機会があったらお話しすることにしましょう。ちょっと興味を持っちゃったという人は、大きな本屋さんには置いてあると思いますので一度ご自分の目で見てください。

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▲ハンドブック以外にもいろいろと参考になる本はありますョ

 

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伊丹十三著『ヨーロッパ退屈日記』

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伊丹十三著『ヨーロッパ退屈日記』この本、今までに何度読んだだろう。そして何度買ったろう? 文春文庫のは1988年の重版のもので骨董的価値はないのだが、最初に読んだのはこれ。内容は同じだが新潮文庫に移って出たのでまた買ってしまった。新潮文庫の方のカバーの手ざわりが良かったからである。それと中面の活字が変わった。文春は優しい明朝体。新潮は張りのあるキリッとした明朝体。コンテンツが興味深くてモノとしても自分好みというのは本の評価として僕の場合重要である。

 同じ新潮文庫のがもう1冊ある。これは普段気軽に持ち歩き用。今日読みたい本がなかなか決められない時、この本を持って行けば間違いない。日常でもふと開いて2、3行読むということも頻繁だ。
 写真には写ってないが、この前に実は新潮文庫版を1冊、そしてのちにもう1冊買った。合計5冊か(笑) 今自宅にあるのは写真の3冊だけ。他のは1冊は東京に住んでる上の娘タマゴが帰阪してまた東京に戻るとき「何か面白い本ない? 新幹線の中で読みたい」と言うのでこれを持たせた。残りは会社の引き出しに1冊入ってる。

 なぜそんなにこの本が好きなのか。まず何年経っても色褪せない粋な外国文化のコラムであるということ。そしてその内容が、低レベルな下世話な話からハイソサエティな話まで多岐にわたっていること。その語り口調というか硬軟速遅を組み合わせた臨場感ある文体。そして時に細密だったり、ユーモアたっぷりだったり、いろんな技を繰り出して添えられている挿し絵。これが絶妙なのである。これらの原画は愛媛の[伊丹十三記念館]で見たなぁ。

 とにかくそういうことで、いつも手元に置いてちょこちょこと読んでいる。僕の気持ち切り替えスイッチだったり、ヒントのキッカケだったり、和みだったり、万能薬のような本なのだ。

 

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「アンヌ今昔物語 ウルトラセブンよ永遠に…」

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小学館から、ひし美ゆり子さんの新刊エッセイ『アンヌ今昔物語 ウルトラセブンよ永遠に…』が発売されました。届きましたので早速読んでます。

 写真は少なめでカラーは最初だけですが、中身は面白いです。この本を書くためにゆり子さんはDVDでもう一度セブンを観直したとのこと。そして昔のことだけではなく最近のイベントでの話しとかも入っていて面白いです。

 ゆり子さん、前から思ってますが、話し上手ですね。ぐいぐい引き込まれます。やっぱり永遠の憧れアンヌ隊員。ずっと大好きです。

 

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【男の七つ道具】「記者ハンドブック」

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仕事で愛用している共同通信社の「記者ハンドブック 新聞用事用語集」。「じ」「ぢ」「づ」「ず」の書きわけ事例もこれに詳しく載っている。

 ながらく右の(第8版5刷 2000年)を使っていた。カバーもボロボロで補修したりしている。書き込みもけっこうしてある。仕事上のローカルルールをメモっているのだ。日頃、ネットで検索できるので辞書は使うことはなくなってしまったが、表記上のルールなどはこのハンドブックをみなければ判断に迷うことも多い。

 そういう辞書としてルールブックとしても役に立つが、読み物としても興味深いことがいろいろ書いてある。

 もう16年も使ったので、この度最新版の第13版を購入。第8版の時は写植で作っていた版面がやはりDTPになっているなぁ。書き現わすことの基準を知らないとそこから逸脱することもデタラメになってしまうから。古い方は家に持って帰って使おう。気の抜けた僕のblogやツイートなどの文章でも、少しは気をつけて自分なりの表現のルールは持っておきたいと思う。(思うのは自由)(笑)

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LUMIX G2オーナーズブック
モーターマガジン社刊

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なるべく、自分の持ってるカメラのガイド本は1冊は入手しとくことにしてます。隅から隅まで読むわけじゃないけど、取説をだいたい読まないので、こういう本でリファレンス的に調べたりするんです。

 というわけで、モーターマガジン社刊「LUMIX G2 オーナーズ BOOK」Amazonの中古本で。新品もあったんだけど、4割ぐらい安かったし。

 マウントアダプタでいろんなレンズをのコーナーは、ひごろお世話になっている[muk エムユーケイカメラサービス]さんのアダプタの特集になってました(^ε^) こりゃ、うれしいな。

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ハーフ写真集『面白半分 omosiro half』
うずらまんの作品集ができました!

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HAZZマガ文庫ができました。その第1弾として、ワタクシ、うずらまんの写真集を作っちゃいました。僕はハーフカメラが大好きです。子どものころの我が家カメラがリコーのオートハーフSEだったので、そこからハーフカメラとのつきあいが始まっています。
 そのオートハーフ、故障してしまっていたのを写真家のRyu Itsukiさんに修理していただいて、今でも使えます。ハーフカメラって、普通のフィルム(35mm判)の1コマのサイズを半分に割って使うカメラです。簡単に言うとフィルムを倍に使えるわけですね。1970年前後を頂点に、まだカメラが男性の道楽趣味だったのを家庭の女性や子どもでも気軽に写真を撮れるようにということで、気軽に使えるカメラとしてハーフカメラが登場したのでした。

 ハーフカメラは様々な工夫が凝らされたカメラが多く、デザインもかっこいいものからかわいいものまであって楽しいのです。小さいカメラもいろいろあって、小さいキカイ好きの僕にはたまらない存在です。だから散歩や旅行にはいつもフィルムはハーフカメラ1台。そしてデジタルはコンパクトデジカメ1台というのが僕の基本のスタイルとなっています。

 そんなハーフ好きの僕なんですが、今回の写真集はオートハーフではなくオリンパスペンのシリーズから、S、S3.5、W、FV、EE3などを使って撮ったもので、「ペンスケッチ展」に出品した作品から集めました。作品のジャンルは「レンズはまぬけ!?」系です(笑) お気楽に笑える写真を満載!!

 1冊500円で送料込みで頒布しています。(製作費に500円かかるので、この価格設定です)

★くわしくは、こちら→ハーフ写真集『面白半分 omosiro half』発刊!

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プラスチックの二眼レフ/大人の科学 vol.25

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今日の昼下がり、家の用事でホームセンターに出かけた後、ちょっと東香里のTSUTAYAに寄って、『大人の科学』25号/付録:35mm二眼レフカメラを買ってきました。

 『大人の科学』と言えば過去にもカメラはピンホールカメラ、ピンホールのステレオカメラがありましたが、今回はなんと二眼レフです。二眼レフということはピント合わせができるということです。シャッターは単速なので、撮影の許容範囲は狭いかもしれませんが、ピント合わせができるのはうれしいです。

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 レンズは1枚のいわゆる単玉。本誌の作例を見ると周辺部がめちゃ流れてますが、ご愛敬ですね。二眼レフはファインダを両目で見ることができるのでこんな付録カメラでも、ちゃんと立体で見えるんですよ。これは感動です。
 組み立てには1時間と見ていましたが1時間半ほどかかりました(^ε^;)。本誌の説明で部品名に一部間違いがありました。(パネのA、Bが逆)

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というわけで、RICOHFLEX VIIと並べてみました。小さくてかわいいですね。フィルムは35mmで画面は長方形。3:2ぐらいかな? 一応ファインダフードはたためます。ストラップは付いてないけど、ストラップ取り付けはできるようになっています。あ、そうそう、RICOHFLEX VIIと比べるとこの付録カメラの方がフィルムの巻き戻しができるという優れた点があったのだった。RICOHFLEX VIIはRicohkinで35mmフィルム使っても、巻き戻しはできませんからね〜。

 今日は組み立てで時間切れ。まだ試し撮りができませんでした。僕の場合、ピンホールもピンホールステレオも組み立てて結局写真をちゃんと撮らずに終わってしまいましたが、これはちょっと撮ってみたいなと思います。
 そうそう、このカメラはちゃんと名前が付いていました。「Gakkenflex」というらしいです。
 シャッター速度がどれぐらいなのか、また絞りがどれぐらいなのかの目安がわからないけど、フィルムを100入れるか400入れるか、ちょっと迷ってしまいます。こんなときダイソーフィルムの200があったらな〜(^ε^;)。

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『世界一あたたかい人生相談——幸せの人生レシピ』

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『BIG ISSUE』から単行本が出ました。

 ■タイトル:『世界一あたたかい人生相談——幸せの人生レシピ』
 ■本の内容:計50レシピ(人生相談)と6つのコラムが入ります。
 ■本の体裁:A5横版、112ページ、ソフトカバー付き、オールカラー
 ■定価:1,400円(内訳 販売者700円+会社633円+税67円=1,400円)

 これ、『BIG ISSUE』誌で連載している「ホームレス人生相談」+αの内容にさらに元気づける料理レシピが付いたというユニークな本です。

 「ホームレス人生相談」は僕が『BIG ISSUE』の中で一番好きなコーナー。識者が答える人生相談とはひと味もふた味も違う、人生のダイナミックレンジが広い『BIG ISSUE』の販売員のおっちゃんたちが交替で読者の悩みにさりげないアドバイスを送るのがいいなぁと思って、いつも楽しみにしています。それが単行本になる、しかも美味しそうな写真の入った料理のレシピ付きでお腹の中からも暖まるのですから、ぜひ入手したいと、上の娘に頼んで通学の途中に買ってきてもらいました。

 まだもったいなくて全部読んでないのですが、年末の休みはゆっくりとこれを読みながら、この中の料理を作ってみようかな(^ε^)。

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『かわいいカメラに首ったけ!』
こんな本が読みたかった!!

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『120%オートハーフを楽しむ本』の著者で、カメラマンのRyu Itsukiさんの新刊、『かわいいカメラに首ったけ!』が書店に並んでいます!

 いろいろカメラや写真の本がこの世の中には出回っています。特に数年前のクラシックカメラの変なブームの時(笑)はたくさん出ました。ライカ関係が多かったかな。でもそれは「ライカ伝説」に陶酔しすぎていたり、レンズがどうのボケ味がどうのと、スペックに現れない幻のようなことを語られてもそんな高いレンズは買えない僕にとってはあまり意味のないものでした。
 また写真論に偏っている本は、理屈か感性かどっちかに極端に寄った本が多くてそれもちょっと…。

 最近は「女子カメラ」ブームというか、そういう感じの雑誌もいろいろ出ています。従来の新製品ばかり追いかけるカメラ雑誌よりは興味深い内容が多く扱われているとはいうものの、数冊読めば同じことの繰り返しのようにも思え。だから何か足りない、僕が欲しいのはこういう本じゃないのになぁ、と思い続けていました。

 カメラというのは、触って楽しくて、写真を撮って楽しいもの。紹介されているカメラも貴重なものもありますが、基本的には大衆カメラ。今でも手の届く範囲のもの。
 休日にカメラ好きの近所のお兄さんお宅に、お邪魔して話を聞いているようなそんな本なんです。その人はメカのことも知ってるし、写真の撮り方もそして楽しみ方も知っている。そんなRyuさん人柄が本からにじみ出ています。
 冷静な観察眼も持ちながら、それに愛情をプラスし語る記事。そこにカメラの開発者の方の談話があったり、ミニ対談があったり良い意味での雑誌的作り方の本です。

 掲載されている写真は、とりあえず撮った作例的な写真ではなく、データとキャプションがあり、美しい町、かわいいカメラがいるいろいろなシーン、いきいきとした人たち…。何度見ても飽きない興味深い写真がたくさん載っていて、どこから読んでも面白い写真とカメラの本。そうです、僕が、もし仮に自分が本や雑誌を企画するならこんな本が作りたいと思っていた本、それがまさにこの『かわいいカメラに首ったけ!』ような本だったんです。読むだけで、すぐにでもカメラを持って出かけたくなるような、そんな楽しい本です。

えい出版
価格(税込) 1,575円
サイズ A5版型 176ページ
ISBNコード 978-4-7779-1212-4

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おそかりし!
『Lapita』年内で休刊

新聞によると、『Lapita(ラピタ)』(小学館)が年内で休刊になるということです。『月刊PLAYBOY日本版』、『ロードショー』に続いて休刊ラッシュですね。このブームに乗り遅れるな!ということかな(←ンナワケナイ)。

 『Lapita』はリニューアルしたあのタイミングでやめればかっこよかったのになぁ。編集方針が変わったあの時にすでに雑誌としての生命は尽きていたと思います。僕らの雑誌という感じはまったくなくなってしまったわけで、だからしばらくの惰性が途切れてしまうと部数はじり貧だったでしょう。ピークの2002年に8万5000部あった実売部数が08年9月号では1万3000部に落ち込んだということですから、いくらなんでも広告主がだまっていられなかったのでしょうね。

 最近の雑誌は、販売ではなく広告収入でペイしているとのことですから、雑誌そのものが売れても売れなくてもいいわけですが、売れなくてもいいと言っても広告の意味がなくなってしまうのだったら、広告が取れなくなりますよね。

 サヨナラは言いません。だって僕はもう随分前にサヨナラしてしまったので(笑)。

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