▲僕の愛車 ナメクジ型バイクが生まれ変わりました! 思いっきりミリタリーに「戦車仕様」にしてみました。どっちかというとPOPでキュートで華奢なバイクがなんともはやイカツクなりましたでしょう?
ビフォー・アフターを比べてみると…
▲ビフォーはオレンジ。これもオリジナルカラーではなくて、元々はチョコレート色の焦げ茶(ファンキーブラウン)でした。でも塗装ではなくプラスチックむき出しだったので経年変化で表面が白く傷んできましたので、マーチ・オレンジに自分で塗装したのです。でも塗装も汚れてきたし、他のプラの部分が傷んできたので思い切って塗装しなおすことにしました。どうです? かっちょいいでしょ〜(自己満足の世界なのであまり気にしないで(笑))
さて、今回の塗装に関してはアメリカ雑貨のネットショップ[キャンディ・タワー]さんのページで勉強させていただきました。このサイトの「戦車ズーマー」を読んだからこそやってみよう!という気持ちになったのです。そしてキャンディ・タワーさんが開発した戦車塗料(水性)とプライマーがとても使いやすかったです。これがなければやる気にはならなかったと思います。賃貸マンションに住んでいるので駐車場で塗装作業とか禁止なんです。スプレーとかできれいにやりたいけどできないんですよね。この戦車塗料は水性で刷毛塗り。だからこれならなんとかなるかもと。
では始めましょう。
▲ヘッドライトまわりのプラが白くヤレています。
▲エアクリーナーのカバーも同様にプラが白くヤレています。
▲タンクやマフラー付近は金属ですがここもなんだかくたびれています。くたびれ加減はやや残しつつもなんとかしたい。
▲戦車仕上げにする前に洗車です(笑)
▲そしてサンディング。紙やすり + スポンジで塗装の表面を荒らします。塗装の食いつきを良くします。
▲スポンジにサンドペーパーを貼り付けたものが売ってますのでそれを利用するのがいいでしょう。僕は百均で買ったサンドペーバーをスポンジに自分で貼り付けましたけど(笑)
▲ロゴを残すかどうかは迷ったのですが、戦車仕様には似合わないのでスクレイパーで削り取ることに。下に元のファンキーブラウンの色が見えていますね。ZOOKロゴ、サヨウナラ〜
▲マスキングはあとで剥がしやすいマスキングテープを使います。こういうのは百均でも売ってます。
▲表面を荒らしたらプライマーを塗ります。これはさらに塗装の定着を良くするものです。
▲2時間もあれば乾くのですが、今回は作業をサッサと進めるためにヒートガンを導入しました。これめっちゃ便利です。ヘアドライヤーとは熱量が違います。逆にこれをヘアドライヤーに使うと髪の毛が縮れちゃいますョ(笑)
▲ここからの作業は、ZOOKをリビングに上げて続行。小ぶりなバイクの特権ですね。おちついて作業ができます。
▲ベースは刷毛塗りで行います。水性塗料なので室内でも臭くなくて助かります。
▲塗装に飽きたらマフラーのカバーなどにプライマー塗りを。
▲だいたい塗れました〜
▲仕上げは、スポンジとんとん。これで表面のざらつき感を表現します。プラボディのZOOKが重々しい金属ボディもどきになってしまうのです。
▲ステンシルは普通はスプレーでやるのですが、プレートを密着させないといけませんしマスキングをシビアにしないと失敗します。このキャンディ・タワーさんが考案されたスポンジとんとん方式が実に初心者にも簡単です。
▲そして最後にウェザリング。いわゆる汚しですね。錆を表現する色を入れていきます。一度筆に塗料を取り、かすかすになるまで塗料を落としてからその筆で入れます。あ、書くのを忘れてましたがパレットはこれもキャンディ・タワーさんのオススメの段ボールを使っています。Amazonとかからたくさん来るのでいっぱい家にありますし、使い終われば洗う手間もなく捨てるだけ。
▲じゃ〜ん。初日の仕上がりです。休憩含めて10時間ぐらいの作業でほぼ完成しました。こんな本格的な塗装はプラモも含めて初めての経験でしたがなんとか僕でもできてしまいました。
▲今回のステンシルのプレートは百均(Seria)に売っているものの中からクルマバイク系とミリタリーっぽいものを使いました。スピード リミット 55ってZOOKは頑張っても40キロちょいしか出ないのだけど(笑) ガソリンタンクには「ディーゼル オンリー」と。シャレです、シャレ。ZOOKは軽油じゃなくガソリンですョ。マフラーカバーの「25 NOV 1991」はこのZOOKの登録日です。自分で作った桜型も入れました。自衛隊をイメージして。
▲ちょっとまだステンシルが足りないなぁさびしいなぁということでオリジナルを作って追加することにしました。自衛隊をイメージして桜型を入れたので、文字でも「J.G.S.D.F.」(陸上自衛隊)と入れました。
▲これで完成です。もう少しステンシルを追加しました。
▲上から2つは右舷、いちばん下は左舷側。「MS50」はZOOKの開発コード名、「A-AF26」はZOOKの正式な型番、「AF05E」はZOOKのエンジンの型式、「3.3PS」は馬力。非力だなぁ(笑)
▲ヘルメットもミリタリーっぽいものを先に入手していたので合います。
▲バイク用ヘルメットなんて買うの二十年ぶりぐらいでしょうか。このヘルメットは『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』という自衛隊舞台のアニメがあるらしく、それ風のバイク用ヘルメットが出てて、それのベースになったモデルでアニメの設定の自衛隊デカールはなしですっぴん。でも色がマットグリーン。ホントはこれの白ヘルメットを買ってウルトラ警備隊風を作ろうと思ったのだけど、この色いいなぁということでこっちを買いました。デカールないだけで半額以下です。あ、この色ならサバゲにも使えるかな…て、サバゲしたことないけど(爆) 何にもないのは寂しいので自作のシールを貼りました。イメージは攻殻機動隊 S.A.C. の一般ヤラれ隊員のヘルメット(笑) 自衛隊イメージのZOOKと合わないけど、ヘルメットのシールを先に作っちゃったから。
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【資料画像】
▲ZOOKってミリタリーっぽくないと思っていたんですが、そうでもないみたいです。これイギリス軍の空挺部隊が使っているバイク。ZOOKそっくりです。これは折りたためて落下傘部隊が一緒に降下させて、下りた先で偵察などに使うようです。というわけで、イメージはこれということで(笑)
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