プラカメ

控えおろ〜! 印籠カメラなるぞ!
FUJIFILM Cardia mini TIARA

13235528_1108340209223518_753883577

本日のカメラは、故 植田正治さんが晩年愛用された「印籠カメラ」、CARDIA mini TIARA。植田さんは視力に衰えを感じてからはこだわりなく電池電動カメラを活用されていたようですね。プラカメだけど、金属外皮の装い。レンズバリアを開くことで電源が入るので便利。ただ電動コンパクトに共通のお節介ストロボは面倒だけど。勝手にストロボ焚いちゃいますからねぇ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今週のほぼ毎日XA

12371084_1009859659071574_896895429
雨のまだ少し残る朝、通勤の駅までの道で。雨の紅葉の落ち葉って好きなんですよねぇ。

12339238_1008616485862558_288728376
気持ちよく晴れて雲一つない朝。背が高い木に小さな赤い実が成っていました。

12322571_1008776969179843_815645011
夜の団地群の中で。帰り道、買いモノをして帰宅するときのコースで通るところ。この辺りの照明はなんだか黄色いのです。不思議な空間みたい。

12339203_1008997945824412_991493891
晴れた朝、椿かな? 赤いお花とツーショット。通勤でみんな通る裏道なんで、こんな写真撮ってると「何しとんねん? こいつ」という顔をされます(笑)

12314192_1009159829141557_682968449
夜、枚方市駅から歩いて帰ってくると必ず通る「赤い街角」この赤い街角は夜にだけ出現します。

12314397_1009431819114358_598856604
朝の通勤の道にある、半空き家に植わっている赤い実の成る気。南天でしょうか? ピラカンサス? ここのおうち、なぜか人が住まなくなったんですよね。でも時々帰って来ているようで。以前はピアノ教室してたんだけどな。

12362831_1009615162429357_605968402
枚方公園駅前にて。雨だし、帰るのが嫌になってる。ま、小降りになったので我慢して歩くか。

12184992_1010054382385435_569042837
守口市駅前。ちょっといじりすぎて色が崩壊してしまった(笑) この季節、電飾があちこちできれいですね。ルミナリエはもちろん素晴らしいけど、「キンジョナリエ」もなかなかええの〜。

★というわけで、今週のXAのまとめを、順不同でお送りしました。このXA 弐號機の試し撮り1本目は本日現像が上がってきます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

カプセルカメラの元祖 OLYMPUS XAの補修
おそらく世界一小さいライカ判レンジファインダープラカメ

Img_3588

はい今夜は、OLYMPUS XAです。カメラレビューではなくて、カメラ補修レビュー(笑) カメラの補修って久しぶりにやったヮ。重修理は神経使うので面倒だし失敗することが多いので(笑)イヤだけど、こういう補修は楽しいですネ。

 昨日、グループ写真展「広角機動隊S.A.C.」の打ち上げのときに、muraakiさん提供のプラカメ争奪戦で、warakadoさんと対決し勝ち取ったのがこのXAです。実は1台持っているんですが、フェザータッチのシャッターの調子が悪くてもう一台欲しいと探していたところだったのです。

 このカメラの設計者は、日本でハーフカメラブームを起こしたOLYMPUS Penを生んだ、米谷美久さん。ハーフカメラが日本を席巻していたころ、海外でローライ35という小さなコンパクトカメラが発売されました。ほぼOLYMPUS Penと同じサイズでライカ判(35mmフィルムフルサイズ)の写真が撮れるカメラでした。これはしてやられたと思って、日本メーカーの意地で作り上げたのがこのXA。ローライ35はレンズが沈胴するなどコンパクト性に優れていましたが、欠点として、いちいちレンズを引っ張り出す必要があったため、サッと出してサッと撮るカメラとは言えませんでした。シャッターチャンスを逃してしまう。

 そんなライバルの欠点を独自のアイデアでクリアしてしまったこのXA。カパッとレンズ前のカバーを開けば撮れる式。レンズキャップは不要。
 ローライ35は目測で距離を合わせるので正確なピント合わせが出来ませんでした。XAはライカなどに代表されるレンジファインダー(三角測量の距離計)を搭載しています。つまりファインダー内に表示されるピント合わせ用の二重像のズレをピタッと合わせるとピントが合わせられます。
 シャッター速度はカメラ任せの絞り優先測光。ほとんどの場合絞りは5.6のままでもいいし、凝った写真を撮りたければ、絞りを調整してシャッタースピードをAUTOで上手く変化させるという裏技で作品撮りまで出来てしまう。これはXAはファインダー内にシャッター速度の表示が出るから出来ることなんです。その他にも便利なアイデアがいっぱい。書き出すと止まらなくなってしまう(笑)

 さてそのXA。まあ古いカメラにありがちなモルトプレーン(遮光のための黒いスポンジ)が経年劣化で溶けています。このモルトの貼り替えを今日は行いました。

Img_3566_2

 溶けたモルトの箇所にアルコールを垂らして爪楊枝と綿棒でコシコシと除去します。けっこう気長にやります。
 全部はきれいには除去できませんができるだけやります。

Img_3576_2

 カメラ補修材料は、今はネット通販などで入手ができます。モルトも買えます。でも僕はモルトの代用品として百均のお習字の下敷きを使います。プロはこんなものは使いませんけどね(笑)
 理由は、裏に滑り止めのゴム引きでここに両面テープが貼り付けやすいこと。モルトはまた何年かすると溶けます(笑) 素人にはこの除去が面倒。お習字の下敷きはゴム引きのフェルトですので、経年変化しても両面テープの粘着力がなくなる程度なのではがして貼り直しが楽です。そして加工がしやすいし、安いこと。ただこのゴム引きのお習字の下敷きが最近なかなか売ってないので、見つけたら買っておきましょう。
 
Img_3577

 こんな風に裏に両面テープを貼ります。接着剤で付けるという方法もありますが、これも素人にはやり直しがしやすい両面テープがおすすめです。プロも両面テープでモルトを貼ってますしね。

Img_3578
 
Img_3579

 こんな風にサイズに合わせて切って貼るだけです。ハサミよりもカッターナイフとものさしで切る方が楽ですし仕上がりもきれいです。
 
Img_3580
 
 うら蓋の内側にぐるっと貼りました。今回は失敗なしでなかなか上手くいきました。というわけでできあがり。
  
Img_3581

 XAは露出計とシャッター速度の制御に電気を使うだけで巻き上げは背面のノブをジャッジャッと回します。写ルンですといっしょですね。ストロボは取り外せます。シャッター速度がかなり遅くまで対応しているので、ほとんどストロボは要らないですね。どっちかというとストロボは使わない方がいいです。白飛びするぐらいキツいので。

Img_3583
 
 レンズはF.ZUIKO f2.8 35mmです。レンズの設計はなかなか苦労したようですね。ちょっと性能的にギリギリ一杯のところを使っているとかって話しを聞いたことがあります。写りはXAよりもXA-2の方が良いというウワサもあります。でもXA-2やXA-3はレンジファインダーが省略されて目測のゾーンフォーカスというおおざっぱなものになりますので、精密さならXAの勝ちです。レンジファインダーでのピントの調整はレンズ下にレバーがあり、これでピントを合わせます。
 
Img_3584
 
 底面を見てみましょう。右手側の底に小さなレバーがあります。これ露出補正のレバー。逆光時にAUTOだと絞りすぎて暗い写真になるので、プラス側つまり明るく補正します。+1.5できます。もう一段階レバーを動かすとピーっと音がします。バッテリチェックです。音がしたら正常。もう一段階レバーを動かすとセルフタイマーです。セルフタイマーにレバーを持って行ってシャッターボタンを押します。10秒でシャッターが切れます。このレバー、セルフタイマー時に一番前まで飛び出します。これで三脚を使わずにどこかの上に置くときに安定性をさらに上げる効果がありますね。
 
Img_3585
 
 電池はLR44を2個入れます。この電池は百均などで簡単に手に入りますね。結構長持ちします。モーターとか入ってないからですね。
 
Img_3586
 
 というわけで、XAのモルトの補修を中心にご紹介しました。さて補修ができたので、フィルムを入れて試し撮りしなくちゃ。シャッターの調子はすこぶる良さそうです。こりゃ楽しみたのしみ。
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

気分はニセムービーカメラ!?
KYOCERA SAMURAI Z2

P1070643b

京セラのSAMURAI Z2。これは1989年9月発売だから、僕が結婚した年じゃないか(笑)。実はSAMURAIシリーズは大好きなカメラでかなり注目していたのだけど、結局手に入れることなく現在に至っていた。

 僕が好きになる要素が実にいっぱいあるカメラだった。まず、一眼レフにしては小型であること。そして縦型という斬新なデザイン。ハーフカメラであること。坂本龍一がCMをしてたこと…などである。SAMURAIシリーズは昭和の末期にキラ星のごとく登場し、ハーフの利点を生かした斬新なスタイルで、ヒットしたカメラだった。でも、なぜか縁がなかった。

 当時、伝説のミニコミ誌『HAZZマガジン』を作っていた僕は、取材用のカメラとしてこれが欲しかったのだ。しかし、気になることが一つだけあった。このことはHAZZマガの1行ニュースにも気になったので書いたことを覚えている。
 当時は、なんせお金がない。カメラを入手しても現像やプリントにお金が掛かる。ただそのころはフィルム写真の全盛期だから安いDPEはあった。異業種の店でも代理店をしていた。ミニラボの特急仕上げはまだ出て来てなかったけど、格安で受け付ける店はたくさんあった。上がってくるのに2、3日は掛かったのだけど。
 そんな中で、そう僕はくずはモールのダイエーの薬局を時々利用していた。そこに出すと確かに安かったのだけど、ハーフは必ず絹目の縁なし仕上げになって上がって来た。他の仕様は選べなかった。僕は縁ありのツルツルが好きだったし、ミニコミ用の印刷原稿とするなら絹目は印刷用の網掛けをした場合、モアレを起こしてしまう可能性があった。となると、取材用としては使いにくいことになる。それで急速に興味を失ってしまったのだ。僕の取材カメラはOLYMPUSのXA-4になった。

 さて、このSAMURAI Z2。レンズはKYOCERA AUTO FOCUS 3X ZOOM 25mm/F4-75mm/F5.6だ。広角側25mmは、ライカ判に換算すると35mmだ。これがF4というのは暗いと思うが、プラカメでフルオートでズームのカメラというと暗けりゃストロボをビカビカ光らせればいいのだ的な考え方で作られていたからだ。広角側は25mmということは、オートハーフやペンWと同じである。望遠側は75mmだから、またライカ判で換算すると105mm。普段使いには必要十分である。

P1070640

で、ずっと縁がなかったはずのSAMURAIをなんで今回入手するきになったかというと、MazKenさんが僕の耳元で「ハーフだし、プラカメだし」とささやいたのだ(ネットの上の耳元だけど)。

 さてさて、今度の「ペンスケッチ展8」にこのSAMURAI Z2で撮った写真を出せるかな? 出したいな。まだわからないけど、がんばってみよう。なんだか、ペンやオートハーフとは違った面白さがあるハーフカメラだと思うので、使うのがとても楽しみだ。
 まだまだ書きたいことはあるけど、それはおいおいと、写真を撮りつつ書いていきたいと思うのだ。今日やっと電池を買って来た。2CR5は1個980円だった。フィルムはコダックの400の24枚撮りを入れた。準備万端。明日はなんか天気悪いって言ってるけど…。

| | Comments (8) | TrackBack (0)

プラカメ万歳#8/リコー R1s

R0011923

1995年発売のリコーR1s。先代のR1のレンズを改良したもの。フィルムカメラとしては極限まで薄く設計されたボディがすごい。フィルムパトローネの大きさが決まっているので、フィルム室を右手側に持って行き、グリップとしての役目を持たせることで中央から左手部分を薄くした。巻き取り部の薄さは驚異的です。このRシリーズを高級化したのが名機GRシリーズであることはご存じの通り。
 けっこうヒットしたカメラだと思います。あとでゴールドモデルなんかも発売されたりしてるし。

Img_2365

このカメラ、ホントはグリップ部に貼り革はありません。ボディカラーはグレイッシュグリーン、チタニウムブラウン、プラチナシルバーの3色で、これはプラチナシルバー。このプラチナシルバーだけ貼り革がないんです。そこで自分で勝手に貼り付けました。グリーンやブラウンのホンモノの貼り革のデザインはちょっと違います。僕はシンプルに四角くしました。手帳用の抗菌人工皮革を両面テープで貼りました。これ貼っただけで持ちやすさがさらにアップしたし、なんかめっちゃ愛着がわきました。←タンジュン!

R0011911

さて、このカメラ、実は横浜 関内の、クラシックカメラ修理とマウントアダプタのお店[mukカメラサービス]の店長コスゲさんにいただいたものです。ただしジャンクなので動くかどうかはわかりませんよ、と。実際、新しい電池を入れてやると、どこも不具合なく動作しました。

R0011912

しいて言えば、ストロボ部分にクラックが入っています。でもこれで引っかかりがあるとかはなく、表面には何も影響がないので、こんなのはご愛敬です。このカメラ、実際には薄いというのがこれほど便利なものかというのを思い知りました。ジーンズのお尻ポケットに入れるのにちょうどいいんです。手ぶらで散歩に行ける。

R0011913

レンズは、RICOH LENS 1:3.5 30mm。プラカメは普通35mmレンズが多いですがそれよりは広角よりで、28mm好きの僕にとってはちょうどいい感じです。35センチまでオートフォーカスで寄れますし。でも、このカメラのもう一つの魅力があったんです。それはスーパーワイド・パノラマモードの時に24mmになるんです。これスゴイ。普通コンパクトカメラのパノラマモードは、35mmレンズとか28mmレンズのカメラのフレームに上下にマスクを付けて擬似的にパノラマにしている。つまり写真は元のレンズのままで撮影してトリミングしているわけです。しかし、このカメラは違う。補助レンズを出してきてもっとワイドに、24mmにしてから上下にマスクを付ける。つまりワイドさがさらに強調されるわけです。正しくRICOHの職人芸的設計ですね。まやかしのパノラマではないのです。

R0011915

右手側側面は、デート表示窓、その関係のスイッチ、電池室、ストラップ穴になっています。電池はリチウム電池CR2が1個。
R0011916

背面は右手側からフィルム確認窓、メイン電源スイッチ、ファインダー、AFとストロボチャージ表示、パノラマ切り換えスイッチとなっています。デジカメじゃないので背面はシンプルですね。ストロボはオートがデフォルトで、発光禁止にしても電源を切ると忘れちゃうタイプです(笑)

R0011918

天面は右手側からシャッターボタン、フィルムカウンターと各種表示窓、モードスイッチ、セルフタイマースイッチ、ストロボスイッチです。このカメラ、経年変化で液晶表示がダメになっているモノが多いらしいですが、この個体は元気です。

R0011917

さて、パノラマ切り換えスイッチを見てください。3段階になっています。左が通常の撮影、真ん中はレンズが30mmで上下にマスクを出したパノラマ。そして右端がスーパーワイド・パノラマモードで24mmレンズでしかもマスクを上下に出すもの。さてさて…。

 カメラ好きの人ならここで、閃きませんか? そうです。ネットを検索すると閃いた人が多数いたんです(笑) スーパーワイド・パノラマモードの24mmで上下にマスクを出さずに普通のフレームのままで写真を撮ってみたいと。改造の仕方はいろいろあります。不可逆の完全な改造と、後で元に戻せる方法と。僕はパノラマは使わないので戻せなくても良かったんですが、取り敢えずは戻せる方の改造が簡単だったのでそれにしてみました。詰め物を1カ所入れるだけでマスクが降りなくなるんです。

 ただし、スーパーワイド・パノラマモードの時は絞りが1:8に固定されるようで、日中の屋外でしか実用にならないですね。ストロボ使えば別ですが。でも、これでクラッセWに張り合えるかな(笑)

42090028

▲大阪市 渡辺橋 朝日新聞前/RICOH LENS 30mm 1:3.5

42090029

▲大阪市 渡辺橋 朝日新聞前/RICOH LENS super wide 24mm 1:3.5

この2枚は改造後の比較です。ちゃんと広角になってますね。ネットを検索すると、この改造24mmでは周辺部が流れるとか、周辺部の光量落ちが見られると書いてあるのが見つかります。パノラママスクで隠れる部分を無理矢理見ているわけなんですからそれはそれでしょうがないですね。でもこれ、周辺部の光量落ちではなくてハッキリとケラれていると思うんですけど(笑)

■RICOH R1s(1995年)
 発売当時価格:41,000円
 レンズ:RICOH 30mm 1:3.5
     24mm 1:8(super wide panorama mode)
 電源:リチウム電池CR2×1
 サイズ:117×61×25mm、145g

★「PLA-CAME Gallery」にR1sで撮った写真を2枚掲載しました。
 ・「雨の枚方市駅」

 ・「花のかご」

★この突然企画「ディスカバー・プラカメ」は、あっきいさんの「いじりゃー」kimiさんの「kimi-penの気ままに行こう」BBSと同時開催です。合わせてお楽しみください。

★プラカメのWeb写真展「PLA-CAME Gallery」ではWeb写真展の参加者を募集中です。お気軽にご参加ください。もちろん参加費は無料です。

| | Comments (8) | TrackBack (0)

高架下と軒下と鋲/XA-1@プラカメオフ

プラカメオフの続きです。

55010003
見逃しがちな風景だけど、こういうところに鑑賞する価値が存在するのだ。
 
55010004
テントシートの軒下。真っ赤な空間。
 
55010005
支える力強い鉄としっかり留めている鋲。この感じがいいなぁ。

OLYMPUS XA-1(1982) / D.ZUIKO 35mm f=4
FUJI SP400
NORITSU KOKI (shop scanning)
28. November 2010
Nakazaki-cho, Osaka, JAPAN

| | Comments (0) | TrackBack (0)

見上げれば壁紙/XA-1@プラカメオフ

さる2010年11月28日日曜日。JR環状線 天満駅集合のプラカメオフに参加させていただきました。
 かずけんさん、kimiさん、あっきいさんと、ぶらぶらと歩きながらパチパチと。基本的にこの日はプラカメを使用するのがメインです。
 使いかけのフィルムも含めてこのオフが終わってから写真屋さんに出したフィルムは9本になっていましたので、相当数写真を撮ったことになりますね。ぼちぼち載せていきます。
55010002
中崎町の高架下。会社や住居が高架下建築で入っているところがあります。しかし、ここはスカンと空き地でフェンス囲いでした。でもよく見てください。そうです、上の方。高架橋の支柱の一部がおしゃれな花柄になっています。おそらくここも高架下建築があったに違いありません。それが取り壊された跡。壁紙だけが残ったんですね。かつてここに生活があった。ある意味遺跡とも呼べる物件だと思います。

OLYMPUS XA-1(1982) / D.ZUIKO 35mm f=4
FUJI SP400
NORITSU KOKI (shop scanning)
28. November 2010
Nakazaki-cho, Osaka, JAPAN

| | Comments (2) | TrackBack (0)

プラカメ万歳#7/富士フイルム CARDIA mini TIARA

P1060660b2
1994年発売の富士フイルムのカメラ「CARDIA mini TIARA」です。

 これはカメラ屋さんのジャンクかごではなく、某ネットオークションで入手しました。この何ともいえない上品なデザインが素敵です。上品だけどけして豪華ではない。生成りというほど気が抜けた感じでもない。このバランスがいいんです。

 写真家の植田正治さんが晩年「印籠カメラ」と名付けて愛用されていたとのこと。視力に不安を感じてからはオートフォーカスのコンパクトカメラを使われていたようですね。鳥取の[植田正治美術館]では、電池が抜かれた状態でその愛用のTIARAが永久保存され展示されているそうです。

P1060664b
レンズは、SUPER-EBC FUJINON 28mm 1:3.5。フジノンレンズは使ったことがなかったと思うのでうれしいです。28mmというのも僕好み。XA-4を愛用していたのでこの画角がけっこう好きなんです。

P1060648b
そのレンズを守るのがこのレンズバリア。このバリアは電源ボタンも兼ねています。開くと電源ON。バリアはフラットなのでポケットに入れてもひっかかりません。

P1060651b
背面は上部のファインダ横にパノラマ撮影のスイッチ、その下に液晶表示、そしてデート、モード、フォーカスなどの設定ボタンがあります。フォーカスはマニュアルフォーカスができるわけではなく、ゾーンフォーカスのようなもの。遠景の山マーク、スナップ、マクロ35センチ。ストロボのモードはバリアを閉じると設定はクリアされ継承されません。

P1060656b
裏蓋は全開しません。こんな感じでちょっとだけ。このすき間からフィルムを差し込む感じです。これ簡単に見えて案外難しい。

P1060657b
フィルムは最初に全部巻出されて、撮影済みがパトローネに巻き戻されていく式。カウンターも逆算式です。

P1060658b
ストラップ取り付け金具は三脚穴にねじ込み式。だからストラップ金具を付けていると、テーブルにまっすぐには置けません。

P1060641b_2

使ってみた感想ですが、とにかくちっちゃくて、どこへでも持って行ける感じです。僕はコンパクトカメラでも単焦点のカメラが好きなんです。ズームは結局使わないので。そうすると持ち出しやすいこのカメラはけっこう僕にぴったり。オートフォーカスの合焦するのが遅いというような話がよく出てくるんですが、そりゃ決定的瞬間を狙うシビアな現場ではいざ知らず、日常使いなら充分なレベルだと思います。少なくとも僕はイライラしたことはないです。

83930010
▲宿り木?(京都府宇治市)/FUJI SP400
 
83930008
▲夜の薬局(大阪府守口市)/FUJI SP400

 写真の写りはしっかりしてていいと思います。夜写真にも強いです。

83940018_2
夜のひらパー(大阪府枚方市)/Kodak Gold100

ISO100でもこれぐらい写ります。とても信用できるカメラだと思いました。

■FUJIFILM CARDIA mini TIARA
 発売当時価格:35,000円
 レンズ:SUPER-EBC FUJINON 28mm 1:3.5
 電源:リチウム電池CR2×1
 サイズ:99.8×60.0×31.3mm、153g(電池別)

★この突然企画「ディスカバー・プラカメ」は、あっきいさんの「いじりゃー」kimiさんの「kimi-penの気ままに行こう」BBSと同時開催です。合わせてお楽しみください。

★プラカメのWeb写真展「PLA-CAME Gallery」ではWeb写真展の参加者を募集中です。お気軽にご参加ください。もちろん参加費は無料です。

| | Comments (15) | TrackBack (0)

宇宙でいちばん気楽な写真展
「小僧フォト展(西)」

Poster3
写真グループ展のお知らせです。
 ワタクシ、うずらまんも参加しています。画像はそのポスター。僕がデザインさせてもらいました。

 『月刊カメラマン』誌でおなじみのフォトグラファー・MazKen(松本賢)さんがプロデュースの参加型イベント「小僧フォト展(西)」。
 インターネットのSNS「小僧SNS村」の中にできた写真とカメラの好き仲間のグループ「小僧フォトサロン」。
 カメラの最新機能や、クラシックカメラのブランドにこだわるのではなく、「自分の得意な道具で楽しい写真を撮る」という写真本来の楽しみ方にのみこだわった、世界でいちばん気楽に見れる写真展、それが「小僧フォト展」です。
 使われているカメラも、ケータイやデジカメ、トイカメラからコンパクトカメラ、一眼レフまで、デジタルありフィルムありさまざま。

 第1回は2009年11月、青山の「ギャラリースペースキッズ」で開催。好評を博しました。今回、関西で開催するにあたっては、東京展をそのまま持ってくるのではなく、東京展でのベスト作品に加えて、神戸展でしか見られない未公開蔵出し作品や新作を加え、再構成した展示になっています。ウワサでは写真展の合間に、即興でのミニライブや出展作品に関連したプチセミナー、その他にもいろいろなお楽しみが企画が! ぜひ、お気軽にご来場ください。
 特に土日は、関西以外からの出展者も多数在廊! なんとワタクシ、うずらまんは会期の三日間とも、会場もしくはその周辺をうろうろ(笑)している予定です。
 ぜひぜひお誘い合わせの上、ご来場ください。

■タイトル:小僧フォト展(西)
 開催日程:2010年1月 29日(金) 30日(土) 31(日)
 開催時間:11:00〜19:00
 場所:神戸・三宮駅前 ギャラリー葉月
   ※「ペンスケッチ展5神戸展」をやった会場です。

| | Comments (7) | TrackBack (3)

プラカメ万歳#6/オリンパスμ[mju:] ZOOM panorama

Mjuzp_01
1993年発売の、オリンパスμ[mju:]ズームパノラマです。
 カメラのキタムラ寝屋川店のジャンク箱から救出してきました。いや〜、なんででしょう? 今日はやけにジャンク箱のカメラが少なかったんです。少ない中からめぼしいものをみると、これだったんですね。あとESPIO 115Mもあったんで、既に持っているけど色違いだったのでこれも救出したんですが、これは不動でした。まあ電池蓋をこないだ入手したやつに使えるけど(蓋が本体の三倍の値段ってことになってしまうけど…(^ε^;))

 μ[mju:] ZOOM panoramaの不具合箇所は、デート機能が設定できないことのみ。89年1月1日から動かない。というかそのまま日にちは動いていくかも知れないけど、とにかく変更できないんです。デートは使わないからよしとしよう!【訂正】ちゃんと設定変更できました。やり方を間違っていただけです。完動品かも(笑)
 ほかはまだ試写が完了していないので詳細はわかりませんが…。でも各部はしっかり動いてます。レンズもファインダも綺麗です。

Mjuzp_01_2
μ[mju:]panoramaの次に出た、2倍ズーム付きです。μ[mju:]としては三代目になります。この機種からフィルムのパトローネが入る位置が右側になっています。だからか、右手側がやたら分厚い印象。

Mjuzp_02
とにかくズームが付いたというのが大きな違いですね。2倍なので大したことはないのですが日常の家族スナップならちょうど使いやすいぐらいではないでしょうか。一般家庭向けのカメラだとは思うのですが、カメラ好きの心をくすぐるのは、レンズがズームで伸びる、その鏡胴に35、50、70と数字が振ってあって、だいたい何mmぐらいの画角かというのがわかるようになっているところ。これは他のズームコンパクトでは見たことないです(あるかもしれませんが)。

Mjuzp_03
ストロボに関してはデフォルトはオートです。これは初代から一貫しています。とにかくカメラ任せで失敗させないという機能。発光禁止には設定できますが、レンズバリアを閉じればその設定は忘れてしまいます。そうそう、レンズバリアを開けたら、ストロボは常に上ななめにポップアップした状態。発光禁止にしていても出っぱなしです。これはカメラのデザインとしてはどうなんでしょう?

Mjuzp_04
シャッター速度は4秒から1/500ということなので、三脚を使ったりできれば、夜写真には強いかもしれません。これもテストしてみなければ。レンズに関しては、望遠もそこそこ、広角は初代ほどではないけどまあまあとの評判ですね。ただゴーストはものごっつぅ出るという話もあります。

Mjuzp_05
パノラマのマスクは、先代のμ[mju:]panoramaとは違い、パノラマに切り換えた時のみ出る仕掛けです。凝ったギミックはありません。しかし、また切り換えレバー(ファインダの横にあるオタマジャクシみたいなやつ)が飛び出していて、ジーンズのお尻ポケットに入れてたら勝手に動きそう。これ先代とは全く形状は違いますが、先代もジーンズのお尻ポケットに入れるときは要注意な切り換えスイッチだったんですよ。

Mjuzp_06
μ[mju:]初代やμ[mju:]panoramaよりも一回り大きくなっていますね(右がμ[mju:]panorama=初代と同じボディデザイン)。それとレンズバリアは開けにくくなっています。片手で開け閉めはしにくいです。閉めるとき、閉める動作が速すぎるとレンズバリアがレンズ鏡胴に当たります(笑)。全体的には、初代から続く人間工学に基づいた曲線デザインコンセプトはまだ継承していると言えます。

Mjuzp_07
あ、忘れてた。JIS保護等級4の防まつ形生活防水機能があるそうです。うちのフィルムカメラで唯一生活防水機能が付いたカメラかも(^ε^)。

■OLYMPUS μ[mju:] ZOOM panorama
 発売当時価格:48,000円
 レンズ:OLYMPUS LENS 35-70mm 1:4.5-6.9
 電源:リチウム電池CR123AまたはDL123A×1
 サイズ:124×64.5×46mm、225g

★この突然企画「ディスカバー・プラカメ」は、あっきいさんの「いじりゃー」kimiさんの「kimi-penの気ままに行こう」BBSと同時開催です。合わせてお楽しみください。

★プラカメのWeb写真展「PLA-CAME Gallery」ではWeb写真展の参加者を募集中です。お気軽にご参加ください。もちろん参加費は無料です。

| | Comments (5) | TrackBack (1)