キャンプだホイ!2023春①
▲ケロケロ号に荷物を積み込んで、さぁ行くぞ!
▲春です。野外活動に良い季節がやって来ました。というわけで今年もキャンプに行きますよ〜。いろいろ係の者B(カラザ=下の娘)が候補をリストアップしてくれたんですが、結局様々な要素を考慮して、昨年と同じ所に決定しました。某番組風に言うと、奈良県天川村「天川みのずみオートキャンプ場」。都心(我が家(笑))からクルマでのんびり走って2時間くらいです。※地図はGoogleマップからお借りしました。
しかし、行く道中に野菜を持って来るのを忘れたことに係の者A=ヒヨコ(奥さま)が気付きました。野菜係の係の者B(=カラザ)が冷蔵庫に一つ袋に入れて用意していたものを当日係の者Bが取り出して持ってくるのをすっかり忘れてしまっていたのでした。それからが大変。行きはGoogleマップでナビをさせていったのですが、途中にスーパーの前を通るコースを案内してくれなかったんです。で、このまま進むとキャンプ場に着いてしまうと言ってて、ほんとに着いてしまいました。それで近所のスーパーを検索して行ってみたのですが、小さすぎて生鮮食料品を扱ってなかったり、駐車スペースがなかったりでダメ。結局去年来るときに寄って来たスーパー[オークワ]大淀西店に行くことにしました。
そこでGoogleナビで道案内を頼みました。しかし、これが間違いの元だった! Googleマップのナビを使ったことがある人はもうお気づきでしょう(笑) そうです。Googleマップは「オレ知ってる!」の道を案内するんです。それが一番早いとか一番近いとか、そういう基準で、とにかく自分は知ってるねんという道を。それがいかに険しく危険とスリルとサスペンスを豊富に含有しているとしても。今回もそういう「オレ知ってる!」のそうとう険しい山道を案内されてしまいました。とにかく忘れ物の野菜をなんとか確保せねばならないということで焦っていた我々一行はまんまとGoogle「オレ知ってる!」ナビに乗ってしまったのです。
そこは前人未踏かと思われるような道でした。いや一応アスファルトが敷いてあるから前人未踏ではないのでしょうが、道幅は路肩のアスファルトが崩れて軽四輪よりも小さい我々のケロケロ号(ローバーミニ)でもギリギリとか、落石はある、ヘアピン過ぎるカーブ、雨も降ってないのに濡れてる路面、時々集落を通らされて急な坂を上って上の道路に出るところの坂の角度が急でクルマの底を擦る、すぐ山道で対向車が急に現れるとかもうさんざんな道でした。キャンプ場への帰りもここをもう一度通らないといけないと思うと確実に僕はどよ〜んとした気持ちになりました。
▲なんとか最後の数分で見覚えのある道に出たので無事に[オークワ]大淀西店に到着。しかし全体が幕で覆われていたので一瞬取り壊ししてるのかと焦りましたが営業中でした。野菜を確保できたのでキャンプ場へ急ぎましょう。今度はGoogleさんは309号線をストレートに案内してくれ、なんとこの道は去年通った道で多少のくねくねはあるものの、常に対抗車線がちゃんとある快適な道でした。こっちの方がしかも速いぞ。来しなの山道はおそろしく山道でスピードが出せないため結局時間が掛かったのでした。
▲まあ、何はともあれキャンプ場に無事戻り、チェックインして、まずは遅くなってしまいましたがお昼ご飯です。
▲テントを張る前に先に腹ごしらえをします。
▲去年同様お昼はできるだけ簡単に済ませるということで、カップ麵にしました。カセットコンロのガス缶が使えるSOTO ST-310と小学生時代から愛用しているMIZUNOのキャンティーン(水筒ケトル)でお湯を沸かします。
▲大阪ではこのところ温かかったというか暑かったのですが、やはり山だからでしょうか。日陰だとちょっと肌寒いのであったかいものが美味しいです。僕はカレーうどんです。
▲ほぼ僕と係の者Bと2人で設営しました。テントは去年も使ったものと同じです。木陰なのでタープは要らないかもしれないのですが、今回はヘタクソですが張ってみました。テントに前室がないのでこんな形に。しかしこれが後で我々一行の運命を左右することになります。
▲さて日が暮れる前に火起こしをしなければ。周りは杉林なので杉の葉っぱ、小枝を集め、薪割りです。エビ鉈でバトニングして割ります。
▲炊飯はメスティン(大)を使いますが、今回はポケットストーブと自作のポケットストープ用風防、固形燃料30g×2個による自動炊飯にしました。固形燃料での炊飯は初めてですがたぶんこれでいけるはず。
▲火起こしはスムーズにいきました。着火は化粧コットンをほぐしたものにリップクリームを塗りつけて使用。今回、ほぐし麻紐もやったけどそっちは上手くいかず。まずは焚火ができると落ち着きますね。だんだん気温も下がってきましたし。
▲今回、新たなキャンプギアの投入は少ないのですが、このキャンドルランタンを正式デビューさせました。Garret Wadeフォールディングキャンドルランタン。ニューヨークデザインでインド製。これ折りたためます。ローソクだからあまり明るくはないのですが持って来て良かったです。オイルのハリケーンランタンも持って来たのですが、なんと芯が燃え尽きてしまい、予備を持ってこなかったので全く使えなくなってしまいましたので、これがあって助かりました。
▲晩ご飯の材料の準備は係の者Bカラザが行いました。係の者A(=ヒヨコ)は名犬クープのお守りと称してクルマの中で仮眠していました(笑)
▲さてさて、晩ご飯は焼き肉大会だ〜!と張り切ったのですが、ここで思わぬアクシデントのため焼き肉大会の写真が1枚もありません。雨が降ってきたのです。それがけっこう本降りになってしまいました。急遽タープの下へ焚き火台移動。ほか、テーブルやら名犬クープやら諸々、外に出している荷物をタープやテント内やクルマへ振り分けて大移動、そして場所を確保しつつ焼き肉をしましたので、写真を撮っている余裕がありませんでした。タープ張っといてよかった〜! タープなかったらエラいことでした。しかしデジカメを外に置いたままでびしょ濡れになってしまったし(泣) ほかにもいろいろな道具や袋類が取り残され濡れ鼠になってしまったりもしてました(翌日気付く)
だから文字だけですが書いておきましょう。炊飯はバッチリでした。なんもせんとほっとくだけの自動炊飯ですので。もうけっこうやることの多くなるファミリーキャンプではこの自動炊飯で決まりやなと思います。
焼き肉は、ピコグリルタイプ(笑)の焚き火台に網を置いて、その上に「寝屋川の男前鉄板」(akkiiさんが企画・設計した鉄板)iPad miniサイズのを2枚置き実施しました。今回のキャンプには炭も持参したのでこれも助かりました。タープ下では焚火を盛大に大きくできないので熾火がいいのです。akkii鉄板の一方で肉を焼きもう一方で野菜を。これはなかなか重宝しました。牛肉、キャベツ、ニンジン、タマネギ、ピーマン。背中を雨で濡らしながらも美味しく焼き肉をいただきました。
▲雨も降って寒くなってきたので焼き肉後は早々にヒヨコとカラザと名犬クープはテントの中に引き上げていきました。食器の片付けも何も雨ですからする気にもならないし、野良猫もその他野生動物も雨なら来ないでしょうし。僕は熾火のチロチロを放置できるぐらいまでおさまるのを待ってからテントへ。忘れ物をしてスリルとサスペンスの恐怖の山道を走らされたり、雨というアクシデントはあったけど、無事にご飯も食べられたし。よかったなという第一日目。どちら様もおやすみなさい。
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