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錆さびのツールボックスを錆さびのままリペア

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日曜日のきまぐれ工作シリーズ(そんなシリーズあったか?)、今日は錆さびのツールボックスを直して使うぞの巻。これはヒヨコ(奥さま)の父、スナズリ父(すでに故人)が使っていたもの。縁の下、つまり屋外に置かれていたので、錆さびになっていました。ロック金具も外れていたのですが、どうも捨てるに忍びなく、僕が残しておきました。それを今日はリペアしようというわけです。

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金具が外れてしまっていたので針金で僕が応急的に引っ掛けるようにしていました。これも直しましょう。

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錆の上から塗れるペンキで塗装してしまうということも考えたのですが、塗装するとどうせウェザリングで錆や傷を入れたくなるので今回は錆還元剤「サビチェンジャー」で黒錆に変えてしまうことに。これを全体に施しました。

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外れていたロック金具が別の所から見つかったのでこれを取り付けられるようにしたいのですが、どういう構造で付いていたのかを観察します。

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軸の棒が入っていたのかと思ったのですがもっと簡単な構造でした。右側、本体部分丈夫のカギ状に飛び出している部分の先端がT字になっていて、そこに引っ掛けていたのですね。左側が摩耗でツメがほとんどなくなっていました。それで外れてしまったのか。

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ツメを新に削り出します。ヤスリの往復する距離が取れないので少しずつ削ります。なんとか引っ掛けられるほどツメが作れました。あとは付ける金具側でかしめてしまいましょう。

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なんとか取り付けられました。ツメが短いのでまた摩耗するかもしれませんが、またその時はその時考えます。

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ちゃんと金具が本体側に辛うじて付いています。

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錆は全体に黒めに落ち着きました。全面に錆があったので全体にサビチェンジャーを塗布しています。取りあえずホンモノの錆のテイストでビンテージ感は増し増しですね(笑) これで触っても錆が手に付きませんので安心して現役復帰させられます。後日ステンシルを入れる予定。誰が喜ぶわけでもないのですが、古いものも大事に使っていきたいのです。まだ工具類がいっぱい錆さびのものがあるので、順次それも手入れしていきます。

 

 

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