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November 2016

【男の七つ道具】「記者ハンドブック」

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仕事で愛用している共同通信社の「記者ハンドブック 新聞用事用語集」。「じ」「ぢ」「づ」「ず」の書きわけ事例もこれに詳しく載っている。

 ながらく右の(第8版5刷 2000年)を使っていた。カバーもボロボロで補修したりしている。書き込みもけっこうしてある。仕事上のローカルルールをメモっているのだ。日頃、ネットで検索できるので辞書は使うことはなくなってしまったが、表記上のルールなどはこのハンドブックをみなければ判断に迷うことも多い。

 そういう辞書としてルールブックとしても役に立つが、読み物としても興味深いことがいろいろ書いてある。

 もう16年も使ったので、この度最新版の第13版を購入。第8版の時は写植で作っていた版面がやはりDTPになっているなぁ。書き現わすことの基準を知らないとそこから逸脱することもデタラメになってしまうから。古い方は家に持って帰って使おう。気の抜けた僕のblogやツイートなどの文章でも、少しは気をつけて自分なりの表現のルールは持っておきたいと思う。(思うのは自由)(笑)

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「○○し辛い」を「○○しずらい」と書く人

「○○し辛い」を「○○しずらい」と書く人をよくネットで目にする。きっとローマ字変換なんだろうなぁ。「すらい」なんて言葉はないとは思わないのだろうか。なんとなく見ていて「つらい」ヮ。

 このことをFacebookに書いたら「『現代仮名遣い』では『じ』『ず』を用いて書くことを本則として、『ぢ』『づ』を用いることも許容する」とご指摘をいただきました。

 そうなんですよね。ただし内閣告示のルールでは、凡例の第2の5に「次のような語は、「ぢ」「づ」を用いて書く」という例外事項があり、この「サ変動詞」+「つらい」は、
(2) 二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
の例にあたります。つまり、ここでは仮名書きであれば「づらい」と書くのが正しいということになるんです。

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「つらい」は漢字で書くと「辛い」なんで「からい」との書き分けをしたくなるから仮名書きをする場合があり目立ちますね。
「酢漬け」とかだと漢字で書く方が分かり易いので「すずけ」と書いていてもわかりませんが、少なくとも「すずけ」ではATOKでは変換できない(^ε^;)
「しづらい」はATOKだと「しずらい」と打つと《「しづらい」の誤り》という警告が出て勝手に「しづらい」に直してくれて、その後で仮名漢字変換の候補で「し辛い」が出て来ます。

 他のIMEだとどうなんでしょうねぇ。MS-IMEとかことえりだとどうなるのかな? いずれにせよ「探しづらい」とかを「探しずらい」と打つ人はおそらく「探し」+「ずらい」と音節で分けて打って変換しているんでしょうね。「さがしずらい」変換、ではないでしょう。

 この仮名遣いの話はいろいろと普段から興味をもって資料を読んでいるのですが(仕事にも関係するので)、あい(愛)、あひ(相)、あゐ(藍)も全部今は「あい」にまとめられているのは言葉自体の発音が発音をし分けなくなってしまったからということもありますね。とはいえ「つらい」を「すらい」と言う人はまだいませんが。

 

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