ガスブロのエアガンのガス代を約半額にする方法を試してみた!
▲ヒヨコ(ヨメ)の実家には前にも書きましたように、タクシーサイズの普通車が入るぐらいのガレージがあります。今はそこは空です。
で、実家のメンテ作業に行ったときにそこでエアガン遊びをすることを思いついたわけです。[なんちゃってシューティングレンジ]ですね。
ガスブロのエアガンは室内だとけっこう迫力の音がするので、僕自身もちょっと怖いし家族にも迷惑なので、屋外で撃ちたいのですが、屋外はそこらへんで撃つというわけにもいかないので、場所の確保がむずかしいわけです。自宅の近所にシューティングレンジもないし、サバゲ場もないし。まぁ、あったとしても僕のように軟弱シューターだと、本格的にやっている人がいるところに行くのは気が引けるし(笑)
というわけで、ガレージで即席にシューティングレンジを作ってしまったのです。
はい、今日持って来たのは前回と同じ、FOLLAGE WARRIORのなんちゃってバトルダメージ加工。
▲そして“007”WALTHER PPKも持って来ました。このピストルは小さいので扱いやすいし、ダブルアクションができます。ダブルアクションの時はトリガープルはやや重いですがシングルになるとめちゃ軽くて撃ちやすいです。
▲ちなみに使っているターゲットは、百均で買ってきた、台所の排水口のフタとジャム瓶のフタ。排水口フタはステンレスなので丈夫だし、ほぼスチールチャレンジのターゲットに近い大きさなので。ジャムのフタはストッププレートの目印として。ガレージだとあんまり前後に余裕を作れないし、植木の支柱で即席にターゲット支えを作ったので横一直線にしか並べられてませんけど(笑) ほんま、適当ですね。まぁ、自分が楽しめればいいんです。
▼さて、今日はただドンパチやっていただけではないのです。テストを兼ねていました。それは……?
ガスブロのパワーガスのコストを約半分にする方法を試してみよう! ということだったのです。 東京マルイのガンパワーは「HFC134a」という種類のガスですが、他のメーカーから出ているパワーガスは「HFC152a」を使っているものがあります。このエアダスターとして売られているボンベは「HFC152a」ガスを使用しているのでこれはパワーガスとして使えるらしい、という情報をネットで見つけました。
▲エアダスターは、パソコンなどの掃除にホコリなどを吹き飛ばすためのエアゾールですね。
このエアダスターのガスをガンパワーなどの空き缶に移し替えてパワーガスとして使う! いろいろやり方はあるそうですが、コツや注意点もありますので、写真に合わせて手順を書いておきますね。
※自分でやってみるときは、もちろん自己責任でお願いします。
だいたい容量の近い缶で値段を比べてみますと、東京マルイのガンパワー(400g)だと3本で3500円ですので1本 約1167円。エアダスター(365g)だと2本で1158円なので1本 675円。半額とまでは行かないですが近い数字になりますね。(値段はAmazonで単純比較。もっと安いところを探せばいいのですが…)
あと、空のガス缶が必要です。すっからかんの方がよく入るようです。
▲これは、ホコリなどを吹き飛ばすためのエアーダスター。(購入したのは「サンワサプライ エアダスター2本セット CD-29SETN ¥1,158)
このエアダスターは「HFC152a」ガスを使用しています。ただし、エアダスターもメーカーによっては「HFC152a」以外を使っている場合もあるので、必ずパワーガスとして実績のある「HFC152a」ものを使いましょう、とのことです。種類が違うとパッキンを痛めたりいろいろと不具合が出る可能性もあるので。
そしてもう一つ条件があります。「逆さ使用不可」と書かれたものであること。最近は「逆さ使用OK」のものもあります。「逆さ使用不可」は逆さにすると液状のガスが噴出します。エアダスターとしては液で出ると困るので最近は「逆さ使用可」になった改良版のものがあります。しかし、今回のパワーガス代節約ケチケチ作戦(笑)は、この液状のガスを移し替えるので、液で出てくれないと困るわけです。
▲エアーダスターを無駄なくパワーガスの空き缶に移すための治具をヤフオクで入手。1350円と送料。中央の真鍮色の金属治具の左のだけでも移し替えはできますが、エアダスターのボンベの先がプラスチックなのでポッキリ折れる場合があり、折れるとやっかいなのでそれを防止するのがその右。一番右は折れ防止治具を留めるための専用六角レンチ。一番左は空のパワーガス缶の方に着けるパッキンです。
▲エアーダスターのノズルを外します。この先っぽがプラスチックでなくて金属だったら、直接マガジンにガスを入れるとかもできそうなんですけどねぇ。ま、治具を付けましょう。
▲空のガス缶を用意します。パッキンゴムリングを空のガス缶の先に着けます。1段太くなってる手前まで。
▲隙間が狭いので一般の六角レンチだと入りませんので専用のが付いてます。これで締め付けます。
▲エアダスター缶を人肌程度に温めます。あまり温度が高すぎたら危険なので人肌程度で。
※試してみるときは、自己責任でお願いします。
▲あとは真っ逆さまにして押します。シューッと入って行きます。入りが弱くなったらまたエアダスター缶を人肌程度に温めます。時間を掛ければ全部移し替えられるそうですが、2/3程度入った感じなので今回はここまででやめときます。
▲というわけで詰め替えたガスを使ってみました。使い心地は普段使っているものと全く違いはありません。ちゃんと入りきったら吹きこぼれもあるのでわかりますし。ガス代が半分になるのは、なけなしのおこづかいで遊んでいる身としては助かりますね。
※試してみるときは、エアガンの故障、ガス移し替えの際のケガなどリスクがともなう可能性を考慮して自己責任でお願いします。
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