ベッサべっさベッサほいサッサ
Bessa RとInduster-50 50mm/f3.5
▲Lマウントレンズの出番が最近全くないので、こりゃいかんと、Lマウントのカメラが欲しくなりました。フィルムカメラに投資はもうしないと決めてたけど(笑)
Lマウントと言えばライカのバルナック型です。でもバルナックは僕には敷居が高い。お作法も楽しいけど、レンズを使うことが目的なんで、ガシガシ撮りたいので実用的なカメラがいいなと。で、 [エムユーケイカメラサービス]のコスゲ店長がBessa Rをお持ちというので、無理を言って譲っていただこうと思ったら、いただいちゃいました。
Bessa Rのボディ貼り革部分… 実際は貼り革ではなくボディそのものに革シボの型押し。その上にシリコンゴムのコーティングがしてあります。 …のシリコンコーティングのベタつきがありましたが、ドラッグストアに走ってアルコールを買ってきました。それで拭いてきれいに解消。仕上げは、mukステッカーを貼って感謝の気持ちを表明しつつ大切に使わせていただきます。
Bessa RはコシナがVOIGTLANDERのブランドで作ったカメラの第2弾。実像距離計式逆ガリレオ透視ファインダーを搭載しています。2000年発売だからすでに12年前のカメラですね。Lマウント。連動距離計装備。ファインダーは35mm、50mm、75mm、90mm。パララックス自動補正付きです。
シャッターは機械式。メカニカルタイプ上下走行式メタルフォーカルプレーンシャッター
1/2000~1秒とバルブができます。Leica M6の性能を上回っていますね。シャッターは機械式なんで、電池が切れても写真は撮れます。露出計は適正値がわかるだけで、露出制御はマニュアルなので。これは僕としては慣れてて使いやすいのです。
外装が実はプラスチック。この次に出るR2からは金属になります。でもプラボディと言われなければ気づかないほどチープさが感じられない仕上がりになっています。いただいたこの個体は防湿庫に囚われの身になっていた不幸なカメラではなく、使われていたようで使用感はあります。でもそれがいいんですよ。あんまり綺麗すぎると使うとき気を遣います。え? ライカをカバーなしでぶら下げてるヤツが何を言う!って?(笑)
ボディキャップ代わりと言ってIndustar 50mmを付けて送ってくださいました。このレンズ、僕の手持ちのLマウントレンズと被ってないし、ラッキーすぎです。このInduster-50は、M42マウントのも有名です。元々はElmarの外見パクリで中身はTessarタイプだったかな? 安価で写りが良いというので人気のレンズですので前から欲しかったのです。レンズの一枚目の裏側にカビの花模様が見えたので一枚目だけを外してオキシドールと綿棒で清掃。綺麗に取れました。楽しい。ペンチ改造のカニ目モドキ使用なので、ちょっこしガリッとやっちゃいましたが。2ミリほどレンズの近くに傷が入った。レンズでなくてよかった…。
▲わが家の5本のLマウントレンズ。あと1本COLOR-SKOPAR 35mm F2.5があるけど。50mm前後(この前後という緩さがロシアレンズ)3本と35mmと28mmはアベノン。
▲ずいぶん前に入手して、使い道なくて死蔵してたロシアのコピーモノのレンズキャップ。これがInduster-50にピタリとはまりました。
さて、連休だしフィルム入れて持ちだそう!
Comments
私も中古でBessa Rを購入したのですが、やはりボディ全面のゴム?の部分が加水分解でべたつきます…。
エタノールで綺麗にしようかと思ったのですがゴムごと全部溶けてツルンツルンになってしまうのでは…!と躊躇しました笑
記事を読ませていただきましたが、アルコールで拭いても革っぽいデザインは損なわれずにサラサラになりましたでしょうか?
Posted by: だいず丸 | February 24, 2021 04:33 PM
▼だいず丸さん
初めまして。革っぽいシボは残りますが、プラスチッキーになります(笑)
Posted by: うずらまん | March 09, 2021 04:47 PM