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August 2011

森山大道写真展 ON THE ROAD
国立国際美術館

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大阪 中之島の[国立国際美術館]で開催中の『森山大道写真展/ON THE ROAD』、観てきました。

 この美術館、万博公園にあったときには何度か行ったことがあったんですが、中之島に移転してからは初めて。地下の美術館なんですね。京阪電車を渡辺橋駅で下車し、建て替え中のダイビルの前を通って行きました。
 まず、チケットは地下一階の受付で。どうやらアジア系外国人のグループがクーポン券出して入場券を買うのに手間取ってます。少々イライラしながら待つこと5分以上。取り敢えずチケットを買って、そしたら、入口は地下三階と言われました。まだまだ下に降りないといけないのか。とにかく降りていきました。上の写真はそのチケットと降りていく途中のエスカレーターで撮ったもの。

 順路があるわけではないのですが、僕はどうやら年代を逆向きに観ていったようです(笑) 入ってすぐ右へ行ったらよかったのかな。僕は正面のカラーの作品「東京」から観ました。広い展示室の三方に大きなカラー写真がたくさん展示されていました。もうこの部屋の写真点数だけでも普通だったら一つの写真展が成り立ってしまうぐらいの感じ。これは新作ですね。圧倒的な量。迷子になりそうな感じです。地下三階の展示室10室を全て使い、さらに映像展示が1つ、入口外に写真集の展示と使用カメラの展示。

 カラー写真はおそらくGR Digitalで撮られたものでしょう。荒れやブレはなくストレートなスナップです。左奥で映像の上映をしていましたが、それは後回しにして、次に。

 「ブエノスアイレス/ハワイ/記録」を観ました。このあたりの作品は東京都写真美術館で見たものもありました。ニューヨークもここにあったと思います。ニューヨークの写真はPen Wで撮られたもの。ハーフを意識して2コマを1枚で額装してありました。

 そして新宿壁にではなく、プリントをショーケースに入れてあり、上から見下ろす形です。
 次は「にっぽん劇場写真帖」有名な作品が続々。それから写真に迷っていた時期の作品なのか、写真を真っ向から否定するような写真が続く「写真よさようなら」。そして「狩人」。

 「続にっぽん写真帖/遠野物語」「光と影」「仲治への旅/サン・ルゥへの手紙」など写真集などで観た作品を直接観るのはやっぱり刺激的です。そして「Daido Hysteric」、カラー作品の「COLOR」。なんとあの観たことある作品が、実はカラーフィルムで撮られていたものからモノクロプリントされていたということを今回初めて知りました。カラーでプリントされたものを観ると印象がかなりちがいますね。これで一回り。

 映像を見に行きました。NHKでやった『犬の記憶』を上映していました。
 入口外の写真集の展示を見て、使用カメラの展示も見ました。RICOH GR1v、GR Digital、OLYMPUS Pen W、OM-1などがありました。

 とにかく、写真の量がすごかったです。しかし、森山さんの作品は一枚一枚のクォリティーを云々するような作品ではなく、やはりたくさん観てそこからいろいろ感じるものだと思うので、量を一度にたくさん観れるこの写真展は実に興味深かったです。写真だけど映像的なのかもしれないですね。
 だいたい写真集もこれでもかこれでもかというぐらいの写真ですもんね。いや〜大満足の写真展でした。これで当日券1000円の価値はあまりあるという感じ。今日は盆休みに入っているとはいえ平日だったので、そんなに混んでないし、そこそこお客さんもいて、ゆっくり観られるという感じでとてもよかったです。午後からでも出かけて正解でした。

 さて、観終わったら、 ミュージアムショップは地下一階へ。

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写真集や『記録』誌もあるし何を買おうか迷ったのですが、やっぱり写真の収録点数も多いし、展示室内にも見本が置いてあったので、図録にしました。見た写真が載ってるわけですしね。

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なんと図録は数量限定のサイン入りでした。印刷じゃないよ〜! 目の前でサインしてもらったわけじゃないけど。サイン入りでも同じ値段だったし。めっちゃうれしいです。というわけで堪能した一日でした。

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国立国際美術館はとなりに大阪市立科学館も建ってるし、めっちゃ近未来的な場所なんですが、そのすぐそばにこんな昭和なフォトジェニックな建物などもあり、今日は帰りは淀屋橋までトコトコと散歩しながら写真をパチパチ撮りました。主にカメラは片手で扱えるGR Digital IIとGR1s。片手縦撮りのダイドースタイルを真似て…というわけでもないんですけどね(笑)

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シリーズ「かい人の影」001
守口市駅とその周辺/LUMIX LX3

▼昭和の未解決事件「グリコ・森永事件」。実は、僕の行動範囲の意外と近いところが現場になっている。前から興味を持っていたので、一橋文哉著『闇に消えた怪人 グリコ・森永事件の真相』などを読んだり、ネットで調べたりしていたのだけど、意識して現場近くを歩いたことはなかった。それは時効が成立したとはいえ、まだ生々しかったからだ。で、もうそろそろいいかなと思えてきたので、機会があればその現場を歩き、写真レポートをしていきたいと思う。シリーズとして続けたいが、続くかどうかは保証の限りにあらず。

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京阪電車 守口市駅、南側2階入口。右、デパート。立体通路でほぼ南側ロータリーを一周できる。この駅は「グリコ・森永事件」の昭和59年9月18日、森永製菓恐喝で一億円の受け渡しの舞台になったところ。

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立体通路から駅ホームと高架下を見る。駅の自転車置き場に水色の衣装ケースがあり、その中に金を入れてすぐ立ち去れという指示だったが、結局「かい人21面相」は受け渡しの指定の日には現場には現れず。

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2枚目の写真のちょうど下ぐらいの、高架下のスクランブル交差点。実は事件のあと、守口市駅周辺は再開発で事件当時とはすっかり様子が変わってしまっていて、かい人21面相が指定した自転車置き場がどこなのかはわからない。

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北側は今でも申し訳程度の空間しかないし、南側は大きなビルが建っているし、自転車置き場は線路沿いか高架下(当時高架化されていたかどうか覚えてないけど)にあったに違いない。

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高架下の一角。今でも裏に回るとけっこう掃きだめっぽい場所はある。こういうところにキツネ目の男“F”が隠れて、そっとコチラの様子をうかがっているような気がしてくる。守口市駅周辺は後日もう少し調べてみよう。今日は仕事帰りだったし、このぐらいにしておこう。

Panasonic LUMIX DMC-LX3
f=5.1-12.8mm(35mm EQIV.24-60mm)F2.0-2.8
sandblast monochrome
Moriguchi City, Osaka, JAPAN
09. August 2011

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