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旅日記『これがハマルール』#02
馬車道を駆け抜けろ!

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(1)ペットアーキテクチャのサンプルとしてもこれは素晴らしい。こんなすき間にどうやって建てたのか。建ててから両側ができたのか。でもできる前にこの細さで建てるのも勇気がいると思う。
 
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(2)商店街がつづく。元「はる」という名の店が「さくら」に名前を変えたようだ。逆だと桜が咲いたから春だと言えるのに。
 
歩きながら来たので、ホテルの周りの環境もだいたい把握できた。桜木町駅には地下街があり、ここにダイソーもある。ならちょっとしたものは揃えることができるから安心だ。でもまだ時間が早いのでホテルをまず北東に出て、町内を見る。コンビニ[am/pm]をみつけた。そこからちょっと古い街並みに入っていく。商店が続く。でもこの商店はちゃんと生きている店が多いのがいい。

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(3)複雑な立体の神社。これも“パラダイス”の一種だろうか。4枚ツギラマ。
 
 野毛町から野毛山に向かう。途中で丘を利用した神社を見つける。なんだか複雑な立体で、しかも住宅街の中にあって、どこから入るのかはちょっとわからなかった。ひょっとして成田山別院の端っこの方を見たのだろうか。
 
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(4)ブックカフェと書いてある。マンガ喫茶ではなく読書させるカフェかな。
 
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(5)野毛山の桜。
 
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(6)ヨコハママンホールその2。野毛山のマンホール。

 
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(7)かわいい洋風建築からはみ出す毛布。
 
 坂を上っていく。なんとなく動物臭い風が吹いてくる。野毛山公園に入り、台湾リスを見かける。カメラを構えたが、間に合わなかった。しかしこの風の臭いは台湾リスだけのせいではないだろう。そうここには横浜市立野毛山動物園があるのだ。もちろん動物園好きな我々なので、行きたかったがまだこの時間なら開いてないだろう。そこでまだしばらくこの丘の上を歩いて行くことに。東ヶ丘付近をぶらぶらする。野毛山公園周辺からそうだけど、古い石垣などがあったり、昭和の初めかそれ以前の洋風建築の家が現役で使われていたりする。そういう家の窓に年季の入った布団が干してあったりするのがいい感じだ。しかも住宅街の中は舗装されていない土の道が残っていて非常に興味深い。時間の流れる速度が違うパラレルワールドに入り込んだようだ。こりゃ、いいところを歩いたなぁ。
 坂を下りて、川沿いに関内駅方面へ。川沿いのカーブした二階建て商店街・都橋商店街、通称「ハーモニカ横丁」をまず橋の上から川側を眺める。そして内側を歩いてみる。バーやスナックが多いので、朝は開いてない。東京オリンピックの時に、ここに野毛本通りの店をここに集めたのが始まりだという。

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(8)ハーモニカ横丁の川側。見事にきれいに並んでいる。カーブも美しい。

 
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(9)川には船がたくさん係留してある。

 
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(10)錆とめくれ上がる塗膜。そして流れ出た錆の染みた石。

 
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(11)ハーモニカ横丁の内側。夜の店が多いので、今は静か。

 
 そして、いよいよ僕が行きたかった馬車道へ。そう、馬車道には古い建築物が残っていたり、修復されて建っていたり、または建て替えの際に一部外観を復元保存していたりするので見所がいっぱい。
 
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(12)横浜指路教会の角。

 
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(13)ぉお! 横浜、そして探偵。

 
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(14)ヨコハママンホールその1と同じデザイン。ちょっとこっちの方が摩耗しているか。

 
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(15)馬車道、信濃屋角。5枚ツギラマ。中央やや右の建物が洋品の[信濃屋]。ドラマ『プロハンター』のオープニングに使われた場所だが建物は建て替わっている。道を挟んで左の赤い柱があるビルの場所がそのドラマの[M&R探偵社]が2階にあった。1階は名取裕子のカフェ&花屋。ここも建物は建て替わっている。

 
 それからそれから、そう僕が一番見たかったのは舶来洋品の[信濃屋]の角だ。この信濃屋は、僕が好きだった探偵モノのドラマ『プロハンター』のオープニングでタイトルが出る前に、藤竜也と草刈正雄が出てきて拳銃を撃つ、その店である。そしてこの信濃屋の道を挟んで向かいが、この主人公たちの営む[M&R探偵社]があった場所。一階は花屋&カフェで名取裕子がいた、あのビルがあったところ。もう30年近く前のドラマだから街の様子も変わっていて当然だけど、信濃屋も探偵事務所のビルも建て替えられいた。けどそのドラマの当時からあったであろう建物も周りには残っていた。そして信濃屋前を写したオープニングの時にガス燈が写っているが、全く同じモノかどうかはわからないが、ちゃんとそれらしい場所にガス燈があった。雰囲気はまだ残っている。あれから30年後のスペシャルドラマなんて、企画してくれないものだろうか。
 
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(16)30年前にはすでにあったと思われるビル。その1。

 
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(17)懐かしいロードフォックス。
 
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(18)探偵事務所側から南側を見たところ。ここはドラマでも写っていたところだ。
 
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(19)県立歴史博物館の角。建物だけでも見応えがある。ガラスはヨレヨレしているから、昔のまんまなのだろう。
 
 県立歴史博物館の建物に感動。なんとも重厚な建物だ。博物館好きの我々にとってはホントは中にも入りたかったけど、今日の一番の目的はそれではない。今日のというか、この旅の一番の目的。それから先に見に行かねばならないのだ。だから博物館の見学はやめて、少しずつ[パシフィコ横浜]に近づいていくことにした。
 退役した日本丸が係留展示されている。これもゆっくりと見たかった。中にも入れるようだが、今回は我慢がまん。それを横目で見つつ、遊園地の横をすり抜けつつ歩いていく。この遊園地には僕の地元[ひらパー]にある「ぐるぐる王」があった。こっちではオシャレに「DISC"O"」と書かれているが。でも乗ろうとしても「悪天候のため中止」と張り出してあった。
 さあ、パシフィコが見えてきたぞ!(つづく)

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(20)日本丸の雄姿。
 
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(21)カヤックの甲羅干し?
 

Panasonic LUMIX DMC-LX3
f=5.1-12.8mm(35mm EQIV.24-60mm)F2.0-2.8
PanoramaMakerでツギラマ

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