February 2010
『プロハンター』DVD vol.1
ヨコハマの予習復習に!
▼来月、ひょんなことから横浜へ遊びに行くことになりました。予定では一泊なのでそんなにあちこち見て歩けないけど。でも横浜というと僕にとっては非常に重要なところ。でも生まれてから一度も行ったことのない、憧れの街なんですね。
何で横浜が憧れの街かというと、前にも何度か書いたと思いますが、それはもう、横浜を舞台にしたドラマが大好きだったからです。特にアクションもののドラマが。
僕が夢中になってみていたドラマは『大追跡』『プロハンター』『ベイシティ刑事』です。中でも『プロハンター』が大好きでした。
1981年春の新番組としてスタートした『プロハンター』。横浜が舞台で探偵ものでバディもの。適度にオシャレで、適度にアクションがあって、肩の力が抜けてて、でも大事なことはちゃんと描いている、よき時代のドラマ。
主演は藤竜也(水原)と草刈正雄(竜崎)。セミレギュラーに柴田恭兵がいるので、『大追跡』以来の藤・柴田の競演が見られます。
ほかにレギュラーは、今や2時間ワイドミステリーの女王となった名取裕子、俳優として重鎮になった小林稔侍の若い姿も見られます。
押さえは、無国籍アクションをやらせたらピカイチの宍戸錠、アイフルというか女ねずみというか小悪魔的美女・小川眞由美。豪華すぎるキャスティングですね。
同じ日本テレビ系で同じ時間枠なので松田優作の『探偵物語』の路線を受け継ぐ企画だと思いますが、僕も最初はその興味だけでしたけど、『大追跡』藤竜也と柴田恭兵のファンになってはいました。そうそう『探偵物語』とはゲスト出演者がかなり被っています。おまけに、クレジットでは音楽はクリエーションになっていますが、クリエーションのアルバムから何曲かを使って『探偵物語』と同じSHOGUNの大谷和夫が作っていますよね。ほとんど同じ曲では?と思うものもあります。流用曲もあるかも。大谷さんは先日亡くなりましたが、僕の好きなドラマのBGMはほとんどこの人が作っていてビックリ。名前がクレジットされていない場合も多いんですけどね。
主題歌はクリエーション。ボーカルはアイ高野の「ロンリー・ハート」でヒット。シリーズ前半はエンディングで英語版を。途中から日本語歌詞のに挿し替わっています。
■その第1話は、バイクレースの映画のフィルムが盗まれるという事件。この盗まれた映画、『プロハンター』の翌年82年に草刈正雄が主演する『汚れた英雄』に対するオマージュでしょうか。こっちが先だからオマージュはおかしいか。すでにドラマの時には映画の企画ができてたのかな? ゲストは佐藤慶に、『探偵物語』で「暴走儀式」他に出てた、松田優作と同郷の山口県出身の片桐竜次と、『探偵物語』の中でも僕が一番好きな「サーフシティ・ブルース」で金持ちの下僕・合田を演じた河原崎次郎。
映画の撮影シーンでスタントマンたちを描いているのでアクションシーンもたっぷり。悪役としては描き方が浅いという感じはあるけど、見せ場はアクションだと割り切ってそこはテンポで押し切ってしまうので飽きさせない。
■第2話は、怪優・梅津栄をゲストに迎えての誘拐事件。梅津さんは怖い役からコミカルな役まで自在ですね。一癖も二癖もあっていいなぁ。役によっては前歯抜いたりするし。
梅津さんの娘がさらわれるんですが、娘を助け出したとこまでは良かったけど、逆に竜崎が身代わりで誘拐され、それを助けようと奔走する水原はお金を持ち逃げしたと警察から追われる羽目に。この話で身代金の受け渡し場所に使われているのが法隆寺夢殿を模した三層楼八角形の建物[横浜市八聖殿郷土資料館]。これ旅行ガイド本を見ていて見つけました。絶対まちがいない。ここなら今でも見学できますね。マツダのサバンナRX-7に乗り始めるのはこの回からだったと思う。
■第3話は、映画小僧にはお馴染みのロケ場所[BAR POLESTAR]のシーンから始まります。となりの[BAR STARDUST]と共にいろんな映画やドラマで使われている横浜の名所中の名所ですね。
ケンカしたことから友だちになった大男・大前均が自分を女のところまで無事に運んでくれという依頼から事件はスタート。大前さんかなり前半で…。もったいない。このキャラクターはもっと膨らますとエピソードが深くなったのになぁ。数話ひっぱれたかもしれない。
冒頭で黄色いポルシェ924に水さんを乗せて表れる女性役で水原ゆう紀が顔を見せているのもうれしいところ。この人第一回ヨコハマ映画祭の主演女優賞受賞してるんですよね。
■第4話は、これまたこの人がいるとそれだけでドラマになっちゃうような内田良平がゲスト。この人も『探偵物語』で巨大企業の悪に立ち向かうジャーナリスト(だったかな?)バタやんという強烈な役を演じました。今回は傲慢でいかにも嫌みな金持ち男だが底のあたりでどうも根っからの悪人とも思えない。そういう役をやらせたらうまい。しかし、内田さんはこのドラマに出演した数年後に芝居の巡業先で急死している。おしいなぁ。
柴田恭兵演じる五島の怪盗能力がいかんなく発揮されます。身のこなしが軽いなぁ、やっぱし。
秋川リサはハスキーボイスがかわいいな。憎めないんですよ。最後はドカーン!
…と語り出すと止まらなくなってしまうんですね。気が向いたら続きも書こうかな。でもこの調子で全25話分書いたら疲れるかな(笑)。
■東映ビデオ HOT SPIRITS CYBER
『プロハンター』DVD BOX特集
かしげたポスト/Gakkenflex・GRD2
▲首をかしげて何かを考えているというか、腰をひねって愛嬌を振りまいているというか。とにかく特徴的なポスト。僕の自宅から一番近いところにあるポストです。『大人の科学』付録の35mm二眼レフプラスチックカメラGakkenflexで撮影。この写真、先日の「小僧フォト展(西)」に展示したものです。
この小型のポスト、実に頑丈なもので、なんで腰曲がりになったのかが謎なんですね。誰かが蹴飛ばしたぐらいでは曲がらない。しかも高さがあるのでクルマでぶつけるといっても、ぶつけるなら下の支柱の方でしょう。
さらに、支柱を曲げずに上のポストだけを曲げるという力のかけ方がわからないんですね。だいたい、何かをぶつけるといっても、すぐ横に電柱があるので、それには当てずにポストにだけ当てるというのもかなり難しそうです。どうやって曲げたのだろう? 本当にわからない。
で、この状態で2年近く放置だったんです。ポストとしての機能は失われていなかったことから、誰も不自由はしていなかったんですね。ただ郵便局の張り紙で、近々修理をしますとは書いてありました。僕はなんとなくこの曲がった状態というのも、ある意味面白くてこのままでもいいんじゃないかと無責任に思っていたんですが…。
▲で、こないだの土曜日、そのポストの前を通ると、なんと修理されているではないですか。しかし、まだ面影は残っています(笑)。心憎い修理ですね。ボディのペイントも施され、お色直しという感じです。角度は浅くなったけど、なんとなくまだかしげているところが可愛いポスト君であります。
(1)Gakkenflex
f=55mm 1/150, F11
(2)RICOH GR Digital II
f=5.9mm(35mm EQIV.28mm)F2.4
洲本アルチザンスクエア/Pen W
▼Pen Wの夏のフィルムに入ってた写真。Pen Wが故障する直前の写真、というかもう既に調子が悪かったんですがなんとか撮りきった時の写真です(^ε^;)。
淡路島の洲本にある[洲本アルチザンスクエア]。詳細はググればすぐにみつかると思いますが、簡単に書いとくと、明治時代に紡績で栄えた洲本の歴史的な町並みを保存。レンガ造りの旧鐘紡の紡績工場の建物を地場産業の新たな価値と形態を創造する拠点として再生した複合的商業施設…だそうです。
アート関係のイベントも多いようです。ショッピングモールのすぐとなりにあります。なんといっても圧巻は煉瓦の建物。元工場だったものをリノベーションして使っているんですね。外観だけ使っているのかな。
なんとなく日本だと言うことを忘れられる空間かもしれません。人が視界に入らなければですが。
OLYMPUS Pen W
E.Zuiko-W f=25mm 1:2.8
Kodak GC400
万年寺山梅だより2010(02.06)
/Nikon D40
▲3週間ぶりに、意賀美神社の万年寺山梅園に梅の様子を見に行ってきました。
今日はめちゃ寒の大阪。犬連れで行ったのでなかなか落ち着いて写真を撮らせてくれなかったんですが…。なんせ、●ンコしたらその処理をしないといけないので手袋なんてしてられないし、けど今日は手袋ないと手が寒いというよりも痛くなるので困りました。風もおもいっきり強く、枝が揺れにゆれまくるので花が止まりません。
花がやっと一瞬止まったと思っても犬に引っ張られて手ブレ(-ε-)。最悪の条件の中撮ってきたのがこれらの写真です(笑)。
▲今日は白い梅も咲いていました。
先日の「小僧フォト展(西)」で、はるさんの素晴らしいお花の写真を見て感動したので、少しでも真似をしたいと思ったんですが、ぜんぜん思い通りには撮れませんでした(^ε^;)。
Nikon D40
AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6 G II
小僧フォト展west ミニライブ!
▼「小僧フォト展(西)」会場で、1/30(土)のお昼下がり、スペシャルライブが行われました。
写真展で音楽のライブ。これは今回神戸展で初の試みです。宇宙でいんばん気楽な写真展で聴く、気楽な音楽会。写真も直にプリントを見ると生の感動がありますが、音楽もまたそうですね。
というわけで、その模様を映像でお届けします。ちんたらやっていると鮮度も落ちてしまうので、今回はiMovieを使って簡単に編集したのみで粗い仕上げですが、ごらんください。YouTubeの時間制限があるので、3分割してアップしています。
▲まず最初は、娘さんをモデルに母子の愛をテーマにした写真、お祭の躍動感を表現した写真、動物園の孤高の老チンパンジーの写真を出品した なっちゃんのフラメンコギター、海中写真を出品したstoshiさんのクラシックギターの競演。そして、なっちゃんのソロ演奏です。
▲そしてstoshiさんのソロ演奏です。みなさん、ご存じのあの曲!
▲それから、なっちゃんのフラメンコギターと○sakaさんのピアニカの競演。日本の名曲が途中からフラメンコアレンジになっていきます。そして、○sakaさんのリコーダーのソロ演奏。アニメファンならうれし涙のあの曲!
Recent Comments