
▼基本的に誰も祝ってくれないと思うので、自分で祝ってしまおう(笑)! 僕の純粋文字日記である『ぎょぎょ〜む日誌』が「十周年」を本日ただ今迎えたのであります。
写真は、というか画面のスクリーンショットですが、当時を振り返って、なるべく当時の画面の雰囲気を出そうと、MacOS9のInternet Explorer5で、1999年7月24日(土)を表示させたものです。
実際にはこのオープン時は日付のところの帯はBlueに設定していたと思いますが、まあ、こんな感じ。OSAKAのビットマップフォントがなつかしいですね。
1999年にはまだネットの世界ではblogというものはなく、この「さるさる日記」のサービスが唯一使いやすい日記でした。ソースをちまちま書いたり、Web編集ソフトを使ったりせずとも、ブラウザで更新できるというのがとても楽々で感激でした。写真を貼り付ける機能もない実にシンプルなものですが、HTMLのタグには対応しているので別のところに画像を置けばリンクを貼ることはできるんですね。考えてみれば当時はADSLなんか使ってなくて、モデムを使ってピーガァガァガァーとダイヤルアップですね。
実はこの『ぎょぎょ〜む日誌』は僕がミニコミ誌を作っているころにそれに掲載した日誌が元です。編集長が書く「業務日誌」+αの内容だから『ぎょぎょ〜む』なんです(笑)。
僕が最初に始めた香港を中心とした中華趣味のWebサイト『うずまき中華』のスタートが1996年で、この日記のオープンと前後してカメラと写真のWeb『ライカでラララ♪』もオープン。僕のネットでの活動が一番活発だった時期と言えるでしょう。最近はテキトーですから。(←ジブンデイウナ!)
それで、『うずまき中華』のコンテンツにもネットでの『ぎょぎょ〜む日誌』の原型が見られます。当時『うずまき中華』は「月刊」を謳い、全コンテンツを毎月一回総入れ替えの更新をしていたのです。今では考えられません(笑)。その中にちょっとしたこぼれ話的な記事を書く「うずまき話」というコーナーがあり、そこに後半日記形式のコラムを書き始めました。それが独立してこの、さるさる日記を使った『ぎょぎょ〜む日誌』になるわけです。
さて1999年7月24日、最初の日記を見てみると、あ、誤植がある(笑)。気にしないでおきましょう。変な改行箇所もあるなぁ。PowerBook2400c/180が故障して修理中と書いてある。じゃあ何で書いたのだろう? ColorClassicII? MobileGear II? ま、そういうのは置いておいて…。
まず目に付くのは、今と違うのは段落ごとに「▼」マークを書いていることですね。この「▼」は、僕がニフティでのパソコン通信で、いろいろなところに遊びに行っているときに、ある人の書くスタイルが実に読みやすく、最初はその人の真似をしていたことから始まっています。その人は段落の頭に「●」を使っていました。そして読みやすいだけではなく、その「●」を見ると、すぐに、あっ、あの人の書き込みだとわかるんですね。それで最初は真似して僕も「●」を使っていたんですが、そうするとその人が書いているのか僕が書いているのか、文字だけのコミュニケーションのパソコン通信では紛らわしくなってしまったわけです。他に「★」を使っている人もいたし、それで僕は誰も使っていなかった「▼」を使うことにしたわけです。
あ、この日呉宇森(ジョン・ウー)監督の『フェイス・オフ』を観てますね。この映画は面白かったなぁ。まあマンガ的ではありますが、娯楽作品として、大好きです。子どもは上が7歳になったばかりで下はまだ4歳か。現在とはちがう大変な時期でした。肉体的に大変だったというべきかな。でも十年分若かったわけですね。
この十年、クリエイティブな活動をしたくてもなかなかできず、最近になってようやく少しずつ自分の考えていることができそうな予感がしてきていますが、十年前は必死にもがいてたけど何もできなかったときでもあります。だからネットでWebを作ったり日記を書いたりが唯一のことだったんですね。
十年間、一日も休まず…というわけではありません。ある月は掲載日記数が極端に少なかったり、更新が遅れ何カ月も前の日記を書いて追い上げたりしたことも、何度となくあります。オープン当初から、そんなに閲覧数が多い日記ではありませんでした。僕のネットの友人で同じさるさるで日記をやっていた人なんかとは桁違いに少なかったです。でも、その少ないなりの閲覧数が、何日も更新しなくてもずっと数がカウントされているのです。ロボット巡回のソフトでもカウンターは上がるのかもしれませんが、更新すると少し増える。やはり何人かの人が読みに来てくださっているということだと思います。ありがたいことです。
この日記を十年やって、ある筋から日記の内容を削除せよと圧力がかかったこともあります。また、思いもしない方面からmailをいただいたりしてうれしかったこともあります。
十年間続いたのは、やっぱり僕自身が日記が好きだからなんですね。基本的には書くのは嫌いで人の日記を読むのが好きだったんですが…。人の日記と言っても「秘密を知りたい!」みたいに他人の日記を盗み読むというのではなく、ちゃんと本になって出ている日記ですね。好きなのは、池波正太郎『銀座日記』、武田百合子『富士日記』。他にも、内田百閒、田辺聖子、伊丹十三、椎名誠、森博嗣…等々の日記を読んでました。
僕はノートなどに日記を書くのは昔から続いたことはありませんでした。すぐ書くのを忘れちゃうんですね。それで飽きてしまうというかいやになってしまう。最近でこそ、日付が書かれている手帳を使うようになってなんとかメモっているという感じで。高校時代の終わりごろから変なノートは書いていました。まず、日記ではない。毎日書かなくてもいい。書きたいことだけを書く。書きたいように書く。それが事実かどうかは別。もう昔のノートは残っていませんが、けっこう適当に書いていたように思います。主に友だちがした面白い行動や言動を記録していました。それを友だちが回し読みし、面白がっていました。その延長線上なのかもしれないですね。
十年やり続けたことというのも他には何にもありません。まぁ、いきがかり上、このままこの『ぎょぎょ〜む日誌』だけは続けていきたいと思います。他のWebサイトやblogを閉じることになったとしても、最後までこの日記だけは。そういう僕の最後の砦という位置づけのものかもしれません。…とかいってて、すぐにやめちゃうかもしれないけど(笑)。
というわけで、これからも、クソの役にも立たない日記ですが、なま暖かくヘンテコな家族の日記を見守ってください。よろしくお願いします。
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