『かわいいカメラに首ったけ!』
こんな本が読みたかった!!

▲『120%オートハーフを楽しむ本』の著者で、カメラマンのRyu Itsukiさんの新刊、『かわいいカメラに首ったけ!』が書店に並んでいます!
いろいろカメラや写真の本がこの世の中には出回っています。特に数年前のクラシックカメラの変なブームの時(笑)はたくさん出ました。ライカ関係が多かったかな。でもそれは「ライカ伝説」に陶酔しすぎていたり、レンズがどうのボケ味がどうのと、スペックに現れない幻のようなことを語られてもそんな高いレンズは買えない僕にとってはあまり意味のないものでした。
また写真論に偏っている本は、理屈か感性かどっちかに極端に寄った本が多くてそれもちょっと…。
最近は「女子カメラ」ブームというか、そういう感じの雑誌もいろいろ出ています。従来の新製品ばかり追いかけるカメラ雑誌よりは興味深い内容が多く扱われているとはいうものの、数冊読めば同じことの繰り返しのようにも思え。だから何か足りない、僕が欲しいのはこういう本じゃないのになぁ、と思い続けていました。
カメラというのは、触って楽しくて、写真を撮って楽しいもの。紹介されているカメラも貴重なものもありますが、基本的には大衆カメラ。今でも手の届く範囲のもの。
休日にカメラ好きの近所のお兄さんお宅に、お邪魔して話を聞いているようなそんな本なんです。その人はメカのことも知ってるし、写真の撮り方もそして楽しみ方も知っている。そんなRyuさん人柄が本からにじみ出ています。
冷静な観察眼も持ちながら、それに愛情をプラスし語る記事。そこにカメラの開発者の方の談話があったり、ミニ対談があったり良い意味での雑誌的作り方の本です。
掲載されている写真は、とりあえず撮った作例的な写真ではなく、データとキャプションがあり、美しい町、かわいいカメラがいるいろいろなシーン、いきいきとした人たち…。何度見ても飽きない興味深い写真がたくさん載っていて、どこから読んでも面白い写真とカメラの本。そうです、僕が、もし仮に自分が本や雑誌を企画するならこんな本が作りたいと思っていた本、それがまさにこの『かわいいカメラに首ったけ!』ような本だったんです。読むだけで、すぐにでもカメラを持って出かけたくなるような、そんな楽しい本です。
えい出版
価格(税込) 1,575円
サイズ A5版型 176ページ
ISBNコード 978-4-7779-1212-4













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