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正しいラジオを買う

070707radio
ラジオを買いました。何年ぶりのことだろう。
 ラジカセとかラジMDとかではなく、純粋なラジオを買ったのは、結婚前に名刺サイズの通勤ラジオを買ったのが最後だったと思うので、20年振りぐらいのことだと思います。

 なぜラジオが欲しいのかというと、ラジオが好きなんです。テレビよりもラジオが好き。FMの美しい音も好きですし、AMの音も好きです。テレビもつまらない番組なら、FMで音声だけを聴いているのが好きです。テレビの音声はFMと同じ電波帯を使っているのでチューナーにTVがなくても実はFMの上の方をじっくりチューニングすると音声が入ってくるのは子どものころから知っていました。まあTVモードがある方がクリアで楽に聴けますけどね。

 僕の子どものころは朝起きると、朝日放送が付けっぱなしでした。「おはようパーソナリティ中村鋭一です」から「フレッシュ9時半キダタローです」「朝丸のラジオ井戸端会議」…そして昼からは「日産ミュージックギャラリーポップ対歌謡曲」、「歌謡曲ぶっつけ本番」。番組名は忘れたけど、その後夕方に乾龍介アナウンサーの番組は好きでハガキを時々出しました。夜は「欽ちゃんのドンといってみよう!」、ラジオ連続ドラマ「オリベッティ劇場 怪人二十面相」、「フリータイム1010 ハ〜イ浜村淳ですABC」…。
 後には部分的にこれが毎日放送と近畿放送(現・KBS京都)なんかと切り換えて聴いていました。朝が「ありがとう浜村淳です」「ごめんやす馬場章夫です」。夜に月〜金は「MBSヤングタウン」。
 OBCラジオ大阪は、土曜日の浜村淳と横井くにえの「サタデーバチョン」と「オールナイトニッポン」を聴くために。でも「オールナイトニッポン」は後で近畿放送でもネットし、近畿放送の方が第2部までやってくれるのでこっちを聴いていました。あ、ラジオ大阪は「ぬかるみの世界」があったか(笑)。

 で、どういうラジオが欲しかったのかというと、小さな町のひなびた喫茶店で、有線放送なんかではなくて、テレビも店内にはなくて、ただラジオがずっと鳴っているなんて雰囲気の時に似合うラジオ。そういう時のラジオはラジカセなんかだとダメなんです。ちゃんとしたラジオがいいんです。理想的なのは木製のボディで、真空管だったらなお素敵なんですが、ま、僕が持つにはそこまでの贅沢は言わない。でもスピーカーはそこそこ大きくて、特にAM放送のカリッとした音がちゃんと鳴ってくれるラジオでないと嫌なんです。ポケットラジオだと、このカリッがシャリッとなってしまうでしょ。

 こういうラジオは「ホームラジオ」というんですね。どしっとした据え置き型でもいいんですが、一応ポータブルでもあって欲しい。でもメインはコンセントから、電源が取れて、しかもそのコンセントに刺すのはコードだけで黒く四角く重いACアダプタなんて要らないものでなくてはならない。そして、チューニングはデジタルではなくて、ダイヤルを回すと針が動いて数字を指し示すものであって欲しい、とこう思うのであります。デジタルだと微妙に微弱な遠くの放送局の番組を夜中に偶然聞くなんて楽しみができませんから。

 去年、ヨメの実家の台所で30年ぐらい使っていた日立のラジオが調子が悪くなってきたというので1台プレゼントしました。その時、いろいろ調べてみると、家電メーカーで今真面目にラジオを作っているところは少ないんですね。松下電器、ソニーぐらいで、他はやっぱりオーディオとしていろいろな機能がくっついてくるので純粋なラジオがあんまりないんです。その時買ってプレゼントしたのは、ソニーのICF-A55Vです。

 さて、今回買ったのは、ビクター RA-H7という機種。これは前から欲しかったラジオのうちの一つです。梅田のヨドバシカメラで実機を見て、これいいなあ〜って思ったんです。このラジオはスピーカーもしっかりとして、AM、FM、TVの3バンド。チューニングもダイヤル式です。周波数表示にはライトも付きます。便利な機能はお休みタイマーのみ。他にはこれといって機能がありません。このシンプルさがいいんです。

 全ての操作ボタンやレバーやダイヤルが大きく、表示は日本語で、この表示に使われている書体はユニバーサルデザインのフォント。ただレトロを装ったものではなく、現代のラジオなんですね。高齢社会への配慮がちゃんとできた製品です。

 もう一つ、これはホームページにも載っていないことですが、うれしかったのはイヤホンジャック。普通イヤホンジャックと書いてあるとモノラルで、イヤホンを差すわけですが、ここにヘッドホンを差すとどうなるか。音は片方からしか出ないんですね。ところが、このRA-H7はモノラルではあるのですが、両方から音が出るのです。こういうのであって欲しいと思っていた通りのものでうれしかったのであります。

 あ、そうそう。忘れていましたが背面に便利なものがありました。イヤホンポケットです。イヤホンを収納しておけるんです。ここには新品のイヤホンが入っていました。
 新品? そう、このラジオは中古として入手しました。近所にできたリサイクルショップで買ったのです。外観は綺麗だし、ラジカセなどのように回転部品がないので劣化するところが少ないので、ラジオは大丈夫だろうと思って買いました。バッチリでした。最初、おやすみタイマーの使い方がわからず、これは壊れているのか、でも使わないから音だけ出ればいいやと思っていましたが、ビクターのホームページで取扱説明書をダウンロードし、使い方がわかったので試すとちゃんと使えましたからまったく不具合なしだったんです。
 希望小売価格のほぼ1/4ぐらいでこれが入手できたんですから大満足です。

 さて、正しいラジオを買ったわけですが、この正しいラジオで聴ける、正しいラジオ番組はあるのでしょうか。それがちょっと問題だなぁ。某FM局のような、ひとりDJがイキッてノリノリで浮ついて中身のない話を続けるような番組は辛いしなぁ。僕は野球は聴かないし。聴くものがなければNHK第1放送でも聴いておくのが良いか。

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Comments

うずらまんさん、こんにちは。

いやぁ、聞いていたラジオがかぶっていますね。

学校が休みのときは、朝から「ありがとう浜村淳です」「ごめんやす馬場章夫です」は必ず聞いていました。
「ぬかるみの世界」も毎週聞いていましたし、「サタデーバチョン」も聞いていました。ただし、アシスタントが木村ひさえさんでした。
実家が梅田花月を入っていった商店街のお好み屋さんで、よく食べに行ってサインをもらいました。本人には会えず、おばちゃんに頼んどくだけでしたが。あそこね、犬と九官鳥が店にいたんです。

オールナイト日本はラジオ大阪で聞いて、後半は走れ歌謡曲を聞いていました。
おかげで、学校で睡眠をとっていましたが。

Posted by: YANBO | July 15, 2007 at 10:42 PM

うずらまんさん、こんにちは
良い形のラジオですね。拡声器の様な大型スピーカーとネットにこだわりを感じます。私も昨年単体ラジオを購入しましたが、スピーカーは大きい程、ささやき感が増して好ましいです。
そう言えば小学生の時に新聞配達のバイトで初めて買ったのがナショのトランジスタラジオ。それで「ヒットでヒット バチョンと行こう」を寝床に入ってイヤホンで聞いていたな~。
インターネットラジオも確かに便利ですが、正統派ラジオは20世紀の名残の一品かも知れませんが、携帯電話が使えない災害時にも役立つし、手元に残しておきたいです。

Posted by: warakado | July 16, 2007 at 09:41 PM

▼YANBOさん

 そうですね。病欠するか、夏休み、冬休み、春休みとかにゆっくりと朝の浜村淳とか馬場章夫は聴きましたね(^ε^)。
 「ぬかるみの世界」は放送時間が移動したり開始時間が変わったり、全体の長さも変わったり、美空ひばりがゲストに出たり、「神谷明のオールナイトニッポン」となぜか仲良しだったりしましたよね。長いときで3時まで。で月曜朝1時限目から体育とか平気でやってましたから若かったんやなぁ。今なら即死ですね。
 木村ひさえさんというと、サタデーバチョンがアニメ色が濃くなってからのアシスタントですね。アニメソングをかけるとき、エアチェックしやすいように浜村淳と二人で「イチ、ニノ、サン!音楽スタート!!」と言ってから曲をかけていましたね。実家のお好み焼き屋さんまでは知りませんでした。


▼warakadoさん

 warakadoさんがラジオを購入されたときにも随分うらやましかったんですよ。家で聴くラジオを今回買いましたが、持ち歩き用も欲しいと思っています。
 このラジオはスピーカーネットがパカッと外れます。スピーカーが見えるのでこれも楽しいです。
 バチョンは僕は特に土曜日が好きで、中学のころ映画なんか見に行くお金がなかったので、『キングコング』も『ジョーズ』も『スターウォーズ』もみんなみんな浜村淳の名調子を聴いて、『ロードショー』を読んで、見に行ったつもりになっていたものです。
 今日もふとラジオを聴いていて台風情報だと思っていたら、新潟の地震のニュースで驚きました。


 …ラジオの話をすると、また止まらなくなるので、今日はこの辺でやめときます(^ε^;)。

Posted by: うずらまん | July 16, 2007 at 10:39 PM

揺れた先から登場しました。
確かにTVより情報を端的に聞けるのがラジオですね。
TVでは視覚と聴覚ですがラジオは聴覚だけで別行動出来ますから。
私は自宅の浴槽用に防水CDラジオを置きTVのNHK総合を聴いてます。
画像を想像しながらドラマやニュースを聞くのもオツ?です。
停電や災害時にはTV以上にコンパクトで情報収集力が有ります。
災害に一番弱いのは携帯電話ですね、すぐに繋がりません。
今日もそんな感じの一日でした。

Posted by: くわぽん | July 16, 2007 at 11:37 PM

▼くわぽんさん

 またですね。書き込んでいただいているということはご無事なんでしょうけど、今回の地震の報道を見ていると家がぺしゃんこになっていたり、地割れがあったり、怖いです。大阪も夕方に揺れましたし。
 本当に、いざというときに役に立つのは、ラジオのようなベーシックなメディアなんですよね。

Posted by: うずらまん | July 17, 2007 at 10:04 AM

乾龍介アナが担当していた夕方の番組は「おしゃべり横丁ABC」です。私は「おはよう朝日です」のイメージが強いですが・・・・

Posted by: 天真 | November 10, 2007 at 07:08 AM

▼天真さん
 そうです、そうです! それです! ありがとうございます。すっきりしました(^ε^)。
 月亭八方さんのお母さんが正体を隠して「小言おばあちゃん」という名前で何曜日かのレギュラーでした。桂春之輔さんも何曜日かのレギュラーでした。川柳だったかなぁ、時々ハガキを出したなぁ。
 この話、どっかに一回書いたかも知れませんが、乾龍介アナの「おはよう朝日です」にハガキを出して、あの番組で一番最初にイラストを紹介されたのは僕です。みんな字だけのハガキだったので、これはイラスト描いたら絶対テレビ的だし紹介してもらえると思ったんです。やったもん勝ちというやつですね。内容は大したことなかったんですが(^ε^;)。そのころ紹介されてもプレゼントもまだ本格的なものではなく、ウサギのキャラの縮みプレートが送られてきました。それでも嬉しかったです。

Posted by: うずらまん | November 10, 2007 at 12:04 PM

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