« ツギラマ 枚方市立中央図書館 | Main | ハリウッドの夢を切り取ってきました »

「さようなら香里団地」補足#2
ツギラマで見る(その2)

この間、南地区の商店街の裏側の写真を撮って、表側を撮るのを忘れてしまったので、昨日再度撮りに出かけました。
 あいにく、バスに乗っている途中で雨が降ってきました。でも折りたたみ傘をさしつつ散歩写真は続行。さて、個別の写真は別にアップするとして「うずら眼」では商店街の写真他をツギラマ写真で載せておきます。
Shotengai_s
京阪バスに枚方公園駅前から乗車。新香里というバス停で降ります。ここが香里団地の中心地。北側を向くと商店街があります。[大丸ピーコック]というスーパーとそれから東側に個人商店がのびています。
 この写真で言うと左側の駐車場の奥が[大丸ピーコック]。個人商店は、右から米穀店、時計店、玩具店、カーテン店、書店…と続いています。時計店と玩具店とカーテン店はもう廃業しているのではないかと思われます。玩具店は店としての体裁を成していませんね。通路の上の表示に辛うじて「なかよし」というかつての店名が読み取れます。明るいシャッターアートは少しでも商店街のイメージを明るくする工夫でしょうか。
 土日はここの駐車場はいつも満杯です。道にまで入れないクルマが溢れています。この団地の人がクルマで買いものに来るかどうかと考えると、余所から来ている人が多いのでしょうか。でもそんなに必死に買いに来るほど安いとは思わないのだけど…。

Danchi01_s
典型的な5階建ての建物です。すでにオレンジのフェンスで囲われてしまっているので、このように建物全体を撮ろうと思うと引いて撮るとオレンジフェンスばかりが写ってしまいます。オレンジフェンスで囲われている中を道だけが通れる状態になっています。その道に駐車しに来ているクルマがある。ということはどこかからの違法駐車ですよね。住んでいる人とか訪問者ということはあり得ないのだから。
 とにかくオレンジフェンスがじゃまで写真が撮りにくいのです。寄って超広角で撮るしか方法はありません。超広角がない場合はツギラマですね。オレンジのフェンスがなかったら、ここが廃墟だとは気づかないでしょう。

Danchi02_s
南北に通るメインストリートの東側に立って西側の3階建てが続くところをワイドに撮ってみました。右が北、左が南側です。右端に4階建てタイプが写っていますね。右端は五常小学校の体育館がちょっとだけ写っています。ここの小学校も団地の人たちが一斉にいなくなって児童数が激減したのではないでしょうか。
 左端は池を中心とした[以楽公園]。前に僕が「イラクからの最新映像」としてこの公園の写真を載せたことがありましたね(笑)。

Danchi03
4階建てのタイプです。とくに何の変哲もない建物ですが、この並びはなんとなく綺麗な感じです。コレもツギラマ?と思えそうな普通な写真に見えますが、これもフェンスがじゃまして普通には撮れない写真なのです。本当に団地の廃墟写真を綺麗に撮ろうと思うと、オレンジフェンスが張られる直前に来ないといけないですね。とはいえ、ここに住んでいた人でないかぎり、そんなにタイミング良く訪れるのは難しいでしょう。1階は不審者の侵入を防ぐためにベニヤ板で封鎖されていますね。これが風情がないという感じはします。この写真には写っていませんが、自転車置き場に置き去りにされている自転車がけっこうあります。中にはまだまだ使えそうなものもあって、もったいないなぁと思いました。さりとて、勝手にもらって持って行くわけにもいきません。

Danchi04_s
一つ前の写真を撮ったのはこの写真の左側の4階建ての建物の前です。この写真には左から、五常小学校、4階建てタイプ、メインストリートの向こうに2階建てタイプ、右に2階建てタイプ。2階建てタイプは一つの建物で2戸。この写真でも2階建てタイプは建物自体は狭くて不便だったのかもしれませんが、家としては庭があってとてもゆったりとしているのがわかりますね。
Nikon D40/AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm f3.5-5.6G II
PanoramaMakerでツギラマ

|

« ツギラマ 枚方市立中央図書館 | Main | ハリウッドの夢を切り取ってきました »

Comments

うずらまん様
何度も申し訳ございません。そしてご丁寧なレスポンスを下さいました事、大変嬉しく思います。有難うございます。

新香里のバス停は香里団地を離れて4年、一度も近づいた事がありません。バス停ロータリーにあるギリシャ彫刻風の噴水(と言っても水が出ないので噴水とは言えませんが)、季節限定のたこ焼きやさんの屋台は今も健在だそうですね。

ツギラマを拝見させて頂きました。貴重な資料の公開、本当に有難うございます。
「なかよし」、閉店していたのですね。昔、店頭にブライキングボスの人形が置いてあったのですが子供心に怖かった事を思い出しました。おもちゃを買ってもらいときは何かと「なかよし」で買ってもらう事が多かった事が今ではいい思い出です。
あの商店街もどんどん閉鎖していってゴーストタウン化するのもそう、遠くはないのかも知れませんね。

追伸)
ご紹介いただきましたサイト、拝見させて頂きました。
香里園付近ももう随分行ってないのですが、あの喫茶店は今も健在なのでしょうか。あのコーヒーカップの看板が懐かしかったです。

Posted by: あいあい | March 26, 2007 at 12:39 PM

▼あいあいさん
 コメントありがとうございます。後日、アップしようと思っていますが、新香里のバス停のギリシャ彫刻風のあの像がなくなっているんですよ! 僕が頻繁にこの団地群のあたりを通るようになったのは、結婚してから枚方公園近くに住みだしてからですが、そのときにまず新香里の目印というか、ハイカラだったんだなぁと思ったのはこのギリシャ彫刻風のあの像だったんです。クルマで北側から新香里のバス停方向に坂を下りてくると嫌でも正面に見えましたもの。それが根こそぎなくなっているんです。
 たこ焼き屋さんは最近も見かけたような気がします。同じく交差点の北西角にミカン屋や柿を売っているのも今シーズンも出ていました。
 そうなんです。おもちゃ屋さんのなかよしはもう店ではなく玄関を作って住居になっていますよね、これでは。ここにブライキングボスの人形があったんですか。それは怖いなぁ。
 ピーコック通りのもっと東側のところのヤマハの音楽教室なんかが入っていたところは閉鎖になっています。音楽教室や喫茶店が1軒、プレハブをつくって、道を挟んで駐車場近くで営業していますから、再開発後の商業施設スペースに再入居するんじゃないでしょうか。
 香里園駅前もちょっと様変わりはありますが(今となっては子どものころに何度か行った香里東映がどこにあったのかわかりません)あのでっかいコーヒーカップの喫茶店は健在です。
 実はもうちょっと横丁に入ったところにある、名前は忘れましたが地味な喫茶店があって(店員がおじさんだけの)そこは意外とケーキがおいしかったです。数年前に見つけました。また行こうっと(^ε^)。
 今度は香里園の商店街も撮りに行ってみます。

Posted by: うずらまん | March 26, 2007 at 11:03 PM

うずらまん様

こんにちは、いつもレスポンスを下さいまして有難うございます。
そしていつも貴重な情報の公開、本当に嬉しく思います。有難うございます。

新香里駅のギリシャ風彫刻が撤去されていたなんて(!)。あの像は私が物心ついた頃からあり(その頃にはもう既に噴水として機能してませんでしたが)、あの像こそ香里団地を象徴するものだと確信していました。
ですが・・・あの像が無くなった事が香里団地の今を象徴していますね。こう言ってはなんですが、ある意味シンボルなのかも・・・。教えて下さいまして有難うございます。
香里東映、懐かしいですね!今ではどこにあったのか思い出す事も出来ませんが、子供時分によく「がんばれロボコン」や「グレンダイザー」の映画を観に連れて行ってもらったことを憶えています。

ここでD38の内部について書き込みさせてください。
D38はうずらまん様もご存知のとおり5階建てでして階下や階上への移動は螺旋階段のような形をしたコンクリートの階段を使います。エレベータなんてものはありません。
1フロアにつき3つの部屋がありまして各住人専用の倉庫もあります。奥行きだけでも畳半畳近くあり、高さは約3メートル近くあります。
部屋の中ですが、玄関は割りと広く、木製の靴箱が標準でついています。そして玄関にはディスプレイ専用スペースもあります。
部屋はリビングキッチン(10畳もありません)、4畳の和室、6畳の和室、風呂場、トイレといった構造となっており、4畳和室には袋戸棚に木の扉で開閉する押入れがあります。
ベランダの扉はサッシなどではなく木枠の扉でして鍵はいまどき珍しい手回し式です。
6畳和室は寝室などに使われるスペースでして押入れが結構ワイドです。
風呂場はバスルームと呼ぶにはおこがましい作りでしてスノコを引かないと使う事が出来ません。殆どの住人は風呂場に洗濯機を置いています。洗面台も風呂場に付いていますが洗面台とは言っても流しがあるだけの作りです。
トイレは一応水洗ですが、水を流す音が非常に大きく夜中などびっくりしてしまうほどです。

部屋の構造からして時代の波に乗り遅れた作りです。
この部屋の構造が廃れていく一因なのかもしれません。

長々とすみませんでした。

Posted by: あいあい | March 30, 2007 at 01:02 PM

▼あいあいさん
 ギリシャ彫刻風のあの像があったところの写真をアップしましたので、またご覧ください。
 内部の詳細情報をありがとうございます。スノコを敷かないと…というところで思い出しました。なるほど、なんとなくわかります。かつて親戚が東淀川の団地に住んでいて昭和40年代に何度か訪問したことがありました。それを思い出しました。あそこもおそらく公団の団地だったと思うんです。
 廃れていく原因の一つは立地条件と意外と家賃が高いという点もあるのではないでしょうか。ひょっとすると昔から入っている人はそんなに上がっていないのかもしれませんが、新規で空き家募集で出ている家賃がけっこう高い設定なんです。他の民間の賃貸が安くなったということもあるかもしれません。

Posted by: うずらまん | March 31, 2007 at 10:40 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/32361/14379960

Listed below are links to weblogs that reference 「さようなら香里団地」補足#2
ツギラマで見る(その2)
:

« ツギラマ 枚方市立中央図書館 | Main | ハリウッドの夢を切り取ってきました »