剣客商売スペシャル
決闘・高田の馬場
![]()
▼『剣客商売』スペシャル、見ました。僕の中でやっと、秋山小兵衛=藤田まこと になった気がします。どこかしっくり来ないという気がしていました。それは藤田さんが小柄な人でなかったことと、「中村主水」のイメージが強かったからでしょう。でもやはり年齢を重ねて、枯れてきたからでしょうか。とてもいい雰囲気になってきたと思います。
大治郎の山口馬木也はいいですね。チャンバラも力強くて速いので強そうに見えます。それに対して三冬の寺島しのぶがまったく強そうに見えません。もうちょっときびきびと動いてくれればそれなりに見えるのになぁ。『大江戸捜査網』で鍛えた梶芽衣子の方が今でもうまいんじゃないでしょうか。
今回、決闘する剣客として宍戸開と内藤剛志がキャスティングされていました。普通ならこのどちらかをもう少し安い俳優さんにするところでしょうけど、けっこう力はいっているというのがこれを見てもわかりました。このレベルの俳優さんを二人も使うと普通ならもっと目立たせるようなシナリオを書きそうなものですが、俳優のためのシナリオではなく、あくまでドラマあっての俳優という使い方で、だからこのキャスティングにも値打ちが出るという感じがしました。二人とも強そうに見えましたし。
宍戸開演ずる羽賀儀平を愛してしまうお初をやっていた女優さんは、ちょっと演技が時代劇にはそぐわない感じでした。これは残念。
けっしてこびることのないシナリオで、淡々とまとめてあって、とても良かったと思います。個人的には、必殺シリーズでよく見覚えのあるセットやロケ地が出てきてうれしかったりというお楽しみもあり、2時間テレビの前に座っていて、その時間を充分に楽しみました。


Comments
お邪魔します。「剣客商売」つながりでトラバさせていただきました。
Posted by: 東北のこやなぎ | September 07, 2005 at 08:59 AM
うずらまんさん、こんにちは。
今回の「剣客商売」も良かったですね。
私、時代劇は「剣客商売」と「鬼平犯科帳」は見るんですよ。
今回の剣客商売も、安心して見れるストーリーでしたね。
台詞で「うちの流派は峰打ちは無い。筋(スジ)を切るだけじゃ。死にはしないが、痛いぞ!」と言う感じの台詞がありましたが、笑いました。
あの時代の武士が腕の筋を切られて、どうして生きていくんだ。刀持てなくて、かっこ悪いぞ。
普通の風景と有りそうなストーリーで見せてくれるドラマです。次回が楽しみですね。
Posted by: YANBO | September 08, 2005 at 09:50 AM
▼こやなぎさん
トラックバックありがとうございます。
▼YANBOさん
『鬼平犯科帳』『剣客商売』は原作も全巻読破してるぐらい大好きなシリーズです。
フジテレビの吉右衛門鬼平とこの藤田まことの剣客は、松竹(京都)で作っているとても上質なドラマですね。原作の持つ世界を忠実に映像化していますね。テレビ化にあたって勝手な解釈はできるだけせず、細かいところに気を遣って作っているのがよくわかります。
さて、あの時代の武士は刀持たなくても生きていける時代です。武士が官僚化している時代。
「うちの流派は峰打ちは無い。筋(スジ)を切るだけじゃ。死にはしないが、痛いぞ!」
あのセリフはかっこよかったですね。
Posted by: うずらまん | September 08, 2005 at 01:12 PM