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32文字の真剣勝負!

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雑誌『噂の眞相』が2004年3月で休刊しました。A5判でざらざらした紙質の活版印刷のミニコミ雑誌。芸能人の極秘ゴシップから権力を揺るがせたスクープまで、この小さな雑誌が日本の裏側をするどくえぐった存在であったことは有名なところ。

 権力側から圧力もあったことだろうと思うし、生命の危険を感じることもあったと思います。そんな雑誌が休刊してホッとする人、寂しくなる人。僕は後者です。当たり前か(^ε^;)。

 このサイズの雑誌が好きで、漫画研究誌『ぱふ』とか、椎名誠編集長の『本の雑誌』を愛読していました(今はこれらも読んでないですが…)。そしてこの『噂の眞相』も時々買って読んでいました。内容はゴシップ誌なので、かなりえぐいのもあって、読むのがいやな記事もありましたが、でもページの左端欄外の「柱」と呼ばれる余白部分に大きな活字32文字で書かれている「一行情報」が大好きでした。世の中には全て表と裏がある。ぼんやり過ごしているとそれを忘れてしまうんですが、この雑誌を読むとそれを思い出せるんです。だから時々だけど読んでいました。

 どんなにエグかったりグロかったりしても32文字で表現してあるので読む方としても耐えられるわけです。そしてその短文の中に込められた情報こそ本文には書けないスクープであったりもしたんです。自分で作っていたミニコミ雑誌『HAZZマガジン』でもよく真似をしたものです。

 そして『噂の眞相』は休刊してしまいましたが、イースト・プレス社からその「一行情報」を集めた本『噂の眞相 一行情報大全集』が発売されました。これは買わずにおられますかい!

 岡留編集長によると、この「一行情報」も本文記事同様に裏取り調査をしていたとのこと。「人気の○○○○は××を△△したと業界の噂」とかというような書き方が典型的でしたが「〜の噂」としていても、実名が出ていたら充分に名誉毀損の対象になるからだそうです。う〜ん、これはもう、正真正銘「32文字の真剣勝負」ですね。

『噂の眞相 一行情報大全集』
  噂の眞相編集部編
  イースト・プレス社刊
  1090円+税
  ISBN4-87257-434-6

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